美味しいお米を大切な貴方に! BLOG 『HIRO’s Diary』 

お米の専門店の店主が、日々想う事、今日あった出来事などを中心に書いてます!!かなり趣味の部分も多いけどね\(^_^)/

取材・・・

2006年03月03日 21時06分47秒 | 日々の出来事

今年から私は、東播神鋼くろがね会の会報編集委員のメンバーに、ある人からの推挙で加わっている。

昨日は、その会報の中の会社紹介のページの取材のため、同じ編集委員の人と一緒に、新入会された(株)テクノツリー(写真)という会社を訪問した。

住宅街の中にあるこの会社、社名からして”精密機械の会社かな”と思っていたが、何とソフトウェア開発を主とする会社だった。

しかも、現在ちまたに使われているパッケージソフトのようなものではなく、オーダーメードソフトの開発を多くされているようだ。

オーダーメードソフトは、発注者の要求を十分理解して、しかもその業種、業態も十分に理解しなければならない。

私も、ソフトウェア開発の仕事の経験があるので、このことは本当に痛いほどわかる。

こういった理由から、開発には時間と費用がかかるため、バブル崩壊後、企業はこういったオーダーソフト開発への投資が少なくなり、パッケージソフトを中心に用いるようになったのである。そのため、多くのソフトハウスが倒産、廃業したのです。私が仕事をしていたソフトハウスも今はもう、ありません・・・

でも、またこの会社のような、オーダーメードソフトを開発する会社が出来てきて、しかも着実に業績を伸ばしているのです。

「古き時代が、帰ってきたのか・・・」そう思えました。

一度はなくなっていった仕事・・・

  ・ 機械のわかる現場の技術者が開発する、出来るソフトウェア

  ・ 機械のわかる、製品を理解している人の作るカタログ

  ・ 機械の専門知識がわかる人のマニュアルの翻訳 など

そうそんな時代に戻ってきているのです。

だから、我々小売業も、きっと「古き良き時代を取り戻せるはず!」

そのためにも、今の自分達の仕事、信念を貫いていきたい!

そんな事を感じることが出来た取材でした。

いい勉強になりました!