さあ、今日は、4日目だ。
体験学習「お米を炊く、味わう」も、今日が最終日だ。
炊飯担当3人目は、Y君だ。初日のT君に比べて手つきは、ぎこちないが、教えた通り、きちんとこなしていた。お米を洗って、しかける作業をこなした。
Y君、今日は、精米所作業とあって、緊張気味
みんなそうだが、どうしても、要領がわかったら、楽に作業をするようにしてしまう。
今日も、最初は、小袋を、一つずつ運んでいたが、そのうち数個まとめて運び、陳列してしまう。
「お客様に買ってもらうためには、綺麗に積まないとダメだよ。
ただ、積めば良いという物ではないんだよ!」
今日の精米作業、30Kgの重たいお米がないので、「案外、楽だ!」と思っている彼を厳しく指導した。
そう、今日は、もう4日目。最後に彼らに学んで欲しいのは、仕事の厳しさ、大変さだ
やがて、ご飯が炊けて、今日のもう一人の”おむすび担当”であるT君も帰ってきた。
「さあ、少し時間が早いけど、おむすびの作業にかかってもらおうか」
二人は、ご飯のお釜をもって、台所に、手を洗って、エプロンを着けて、梅干し、かつおぶし、海苔などの準備、そしてご飯をボールにうつしと、何も言わなくても、要領がわかっている。その作業の手際良さ
そして”おむすび”を握り出す。初日と違って、見違えるように形も綺麗だ。
二人とも、2回目。たった2回でこれだけ上達したのか!凄い!
「たぶん、お昼まで時間が余ってしまうよ!」と妻が言う。
そのせいか、二人とも、余裕の表情の作業ペース。要領がいいな
「Y君、精米所の作業がまだ残っているから、終わったら、精米所へ!よろしく!」
と私が、言うと、作業のスピードがアップした
要領がいいのは、慣れてきた証拠だ
夕方、社員から3人の仕事ぶりを聞いた。
何も言わないでも、マイペースな子もいれば、ボーッと言われないと動かない子もいるそうだ。3人3様、私も、社員たちも、それぞれの個性がつかめてきたようだ。
でも明日は最終日、
いつも慣れた頃、わかってきた頃に終わってしまう”トライやる・・・”。
明日は、社員が1人休むので、配達も混むだろう。
昼からは、座学だが、午前中は、配達と精米所、どちらも最終日にふさわしく、ビシビシいくつもりだ
もう最後なんだね、明日で・・・
保護者の方の活動日誌のコメントから、「”ブログ”を読みました!」とのメッセージを頂きました。
本当に、ありがとうございました!