今朝、我が社のガス供給しているお客様より電話があった。
「今、オール電化工事をしているので、LPガスボンベを取りに来て欲しい!」
”とりに来て欲しい?”それじゃ、もうボンベは外されているのか?その事をお客様に聞いてみると
「業者の人が外して、外に置いています。」というのである。
業者の人に電話を変わってもらった。
「LPガスボンベは当社所有物件であり、勝手に撤去してもらっては困ります。何らかのトラブルがあった場合、すべて当社が責任を取るのですよ!その事をわかっておられるのですか?」
というと
「工事上、邪魔になるから外しただけだ。何が悪い!」と過ちを認めない。
「外す前に、一言連絡を頂きたいのです。他人の設備を勝手にあなたは、外した事に対して悪いと思っていないのですか?このようなトラブルについては、関係省庁、並びに関係団体に報告することになっていますので、そちら様のお名前とご住所等をお聞きしたい。」
と告げると
「勝手に連絡しろ!名刺渡すから取りに来い!」と言葉を吐き捨て、その業者は電話を切った。
さっそく、現場である加古郡播磨町北本荘の顧客に向かった。
玄関先、つまり公道の路上に、ボンベ2本が放置されており、責任者もおらず、従業員のようなものがいただけで、
「この名刺を渡すように言われました!」と代表者の名刺を渡された。
お客様に事情を聞くと
「急に今日、工事が決まったのです」というが、電気温水器を設置している所は、コンクリートの基礎があらたにされていて、その場所がLPガスボンベを置いていた所に一部掛かることから、どう見ても数日前から工事が始まっており、コンクリート基礎が完了するまで、ボンベは供給ホースの届く範囲で移動されていたように思われた。
もし、転倒したらどうするのだ!それに路上に放置!
どう考えても非常識だ!
さっそく帰社してから兵庫県庁産業保安課、東京の経済産業省、そして兵庫県プロパンガス協会などに今回のトラブルを報告。
いずれの担当者も、重大な事件と認識していただき、そして協会より県に対して、この業者に対して厳重な指導をするように要請していただいた。
我が社で今回のようなトラブルは初めてである。たいがいは、ボンベ移動または撤去する前に、転換工事業者から連絡が入り、我々の手で行うのである。
お客様が、オール電化を希望されて、工事に契約されているのだ。撤去を拒否する理由もないし、それを拒否する事が出来るわけではない。我が社は、お客様の希望を尊重して対応している。それがルールだと思う。
もちろん遠方でこちらが行くのに時間が掛かるところであれば、業者が急ぐのであれば、こちらが了解して、相手側に十分注意してもらって撤去してもらうが、今回の場合は、車で5分もあれば行ける距離だ。
何もそこまで強引にする必要がないだろうし、また謝罪の一言でも言えばいいものを、さっさと逃げて帰るのも、どうかとも思う!
しかも、この業者は、播磨町、加古川市の給排水工事指定を受けているのだ。
本当に、ルールを守って欲しいものですね
その業者からは、今回の件について、今日この時間、(18時)になっても、謝罪の言葉もない。
何なんだ!!!