「介護もトライアスロンも楽しんで」

90代両親を介護の日々ですが、合間に走って泳いで、バイクにも乗って年1回のトライアスロン大会参加を目標に楽しんでいます。

ペースメーカー5回目の外来

2014年08月16日 09時02分55秒 | 心臓ペースメーカーその後

14日(木)は3ヶ月ごとのPM外来の日で、大和成和病院へ行ってきました。結果から言うと血液検査では尿酸の値が少々高かったようですが、それ以外のレントゲン、心電図、そしてPMの具合どれを取っても特別問題はありませんでした。

血圧は122-86でしたし、一番心配していた心房細動などの不整脈のデータですが、問題になるようなレベルのものではなかったようです。

昨日のPM検査のデータ、ペーシング率などです。

Total VP   3.8%
As-Vs    39.1%  自脈でAもVも動く  
As-Vp      0.3%  Aだけ自脈
Ap-Vs    57.0%  Vだけ自脈
Ap-Vp      3.5%  AもVもPMで動いている

A=心房、V=心室、s=センシング、p=ペーシング


monitored
VT     9回
Fast A&V    48回
AT/AF    57回

ペースメーカーが記録しているデータでは前回5月の外来以降今回までの間で心房細動などの不整脈が起こった回数は57回でした。前々回2月から5月の3ヶ月では120回を越えていて、そのまた前は70数回だったことを思うと今回はその回数が大幅に減りました。

まだ今回のデータを全て確認はしていませんが、心房細動が起こっているのは殆どがランニング中です。今回の3ヶ月ではランニング中にこの心房細動が起こらないようにかなり注意して走るペースを抑えていましたからその効果があったんだと思います。

また主治医の先生からは、心房細動によっておこる血栓について次の項目に当てはまる場合にその出来る可能性が高まるのですが、私の場合はこれらの項目では全く問題がないので現時点では心配する必要はないとのことでした。

喫煙、高脂血症、高血圧、肥満、糖尿病、65歳以上

前回の外来時には心房細動の回数が多かったことでこの心房細動を抑える薬のこととか場合によってはカテーテルアブレーションの手術を受けることについての話もでたのですが、今回はこれらの話はでずに済みホッとしました。このまま引き続き経過観察していくと言うことです。

さて、5月の外来時に心房細動の回数が120回を越えていたこともその理由の一つだったんですが、また練習量の不足などから今年の秋のマラソン大会の参加は取り止めています。しかし来年のフルマラソンをも諦めている訳ではありません。症状が改善されてそして私の個人的な回りの状況にも変化があって練習をしっかり積むことができれば走れる可能性もある訳です。ということで、今回の先生の話があった後、今後のフルマラソンの参加について私は出来ることなら走りたいということを先生に伝えました。先生からは、決して無理をしないで万一途中で体調不良になるような時にはその場で直ぐにリタイアすることも頭に入れておくならという事でフルマラソン参加に賛成してくれました。

次回の外来は3ヶ月後の11月なのですが、それまでの3ヶ月間では気候も涼しくなるでしょうから今より少しはペースを上げた走りが可能になると思います。その時に心房細動が頻発するのかあるいは出ないのか、また胸痛など自覚症状を伴うことがあるのかないのか、など十分注意しながらトレーニングをしていこうと思います。現在は先生も賛成してくれていますが、11月までの3ヶ月でまた心房細動の回数が増えてしまったりするとドクターストップを宣言されてしまうかもしれません。たまたま今回は結果が良かったというだけですから基本的な状況は全く変わっていないと思わなければなりません。今後もフルマラソン参加に向けては予断の許さない状況であることに代わりはないのでしょうね。

それと今回はPMの検査技師の方から私の普段の最低心拍数50bpmを60bpmに上げたらどうかという提案が先生になされたそうです。突然の話だったので、私としては60bpmに上げた時に鼓動を意識してしまい落ち着かなくなってしまうだろうということが脳裏をよぎりました。PMを植え込んだ当初は60bpmだったんですが、この時も鼓動が気になってしまって退院時には50bpmに落してもらった経緯があります。以前から徐脈で少ない鼓動に慣れてしまっているので60bpmという数値は私にとっては高すぎるのです。また先生も低い数値の方が電池の持ちも良くなるから50bpmのままで良いでしょう、という考えでした。

結局今回は検査技師の方の提案だけで終わってしまったのですが、自宅に戻ってきてからふと思ったのですが、普段の心拍数を上げておいた方が血流が良くなって特に脳への血流ですが、認知症になりにくくなるとかの効果があるのでは・・・なんてことを考えてしまいました。心臓が大きくポンプとしての心臓力が強ければ心拍数がすくなくても良いのでしょうが、私の心臓がスポーツ心臓でないことは既に判っていることです。ならば普段の心拍数を上げておくのも悪いことではないですよね。次回11月の外来時にはこのあたりのことについて質問してみようと思います。

またPMの検査中に検査技師の方にリードの消耗状況を確認したのですが特別消耗しているとか傷ついているとかの心配はないとのことでした。実はPMを植え込んだ人間はやってはいけないと言われている腕立て伏せなど胸筋回りのトレーニングを私は行っています。外来時にリードの検査結果で問題を指摘されるまで続けていく考えでいるのですが、今回検査技師の方にもこのことを告げました。ちょっとビックリしていましたが、現時点では私の心臓に留置されているリードに問題は何もないそうです。これでまた11月までは安心して腕立て伏せのトレーニングをしていきます。そして今後は以前もやっていた4リットルのペットボトルを使った胸筋を刺激するトレーニングを復活させようとも考えています。

コメント (4)
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