ジオベスト

環境にやさしい、人にやさしい環境配慮型商品や土系舗装のことが満載。

土のリサイクル SDGs

2021-09-16 02:54:30 | うんちく・小ネタ

現地の土や廃棄するしかない土を再利用して土系舗装に利用したいというリサイクル・リユースの考え方が酸化マグネシウム系固化材「ジオベスト」にはあります。
下の写真は廃棄するしかない土をジオベストで固めた舗装です。
本来はフルイにかけて土系舗装用の土として再利用しますが、大きな瓦礫や木切れなどを取り除いただけで、ジオベストと混ぜて舗装しています。
舗装する前に、ジオベストと廃棄する土の配合試験を行い、強度を確認してから実行に移すというのが順番ですが、まずはやってみようということで廃棄する土を固めた試験的な舗装です。
それでも、少し大きめの石ころは、転圧で下の方に沈み、細粒分が表層に集まってきているので、フルイにかけなくても違和感は少ないです。
大雨の影響で大量に流されてきた土を園路舗装に再利用したいということで、実際でご用命をいただき、土系舗装として施工をしたところもあります。

しかし、写真をアップで見ると、木の根っこや枯草が目につきます。
再利用するには、フルイにかけた土を利用する方がいいみたいです。強度が不足する場合は、砂を加えて改良するなど、手を加えれば利用できます。

下の写真も実は水族館のリニューアルのために、土を土系舗装として再利用しているところです。色合いがなんとなく真砂土ではなさそう・・・と見えますね。フルイはかけて利用しています。

ジオベストの固化の仕組みは、酸化マグネシウムの材料が土壌の水分と反応して水酸化マグネシウムとなり、さらに二酸化炭酸を吸収して塩基性炭酸マグネシウムを形成して、土粒子同士の接着をもたらすわけです。
この固化の仕組みは、建設業界で環境に配慮したコンクリートの活用と同様に、ジオベストを使用して、二酸化炭素を強制的に吸収・固定してブロックを製造すると、強固な土のブロックが出来そうな気がします。将来はブロックを造れば造るほどCO2が削減できるわけですから、未来は明るいですね。植物を育てるようにブロックを造るって・・・いかがですか?
■ジオベストのお問い合わせは、
ジオサプライ合同会社 広島082-299-0681 神戸078-843-2561 名古屋052-766-6419
福岡092-518-3537へ。
もしくはジオサプライのホームページよりお問い合わせください。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 防草テープ工法 netis | トップ | 土系舗装の土量の計算 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

うんちく・小ネタ」カテゴリの最新記事