公園や河川沿いの貴重な植物や生物を保全するために、せせらぎの水路などを整備する事業が大阪をはじめとして全国的に進められております。その事業に合わせて、園路が土舗装され、公園としての環境整備が図られております。子どもたちに、すばらしい自然を残すことは私たち大人の責任ですが、整備する以上は、きちんと計画的に整備すべきだと思います。土舗装とはいっても、単に土という素材を使用しているだけで、土の特性を有していない土舗装であったり、貴重な植物や生物の保全を図るための整備なのに、強アルカリ性の固化材を使ったため、強アルカリ性の排水が川に流入して、魚が死んだとか、水性生物に影響が出たという事態が発生しています。一般的に強アルカリ性の水中では魚介類は生息できません。貴重な植物や生物を守るために整備したのに、植物や生物が死滅したのでは元も子もありません。国の溶出基準を超える六価クロムなどの有害物の溶出も心配です。
せせらぎなどの川や池などのそばの土舗装には特に注意しましょう。
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