11月に行われる米大統領選に向けた民主・共和両党の公認争いが本格化する中で、「スーパー・チューズデー」に続くビッグイベントが2日からワシントンで行われた。
CPAC(保守行動会議)は全米の保守派が一堂に会する、年に一度の1万人規模のイベント。
共和党の大統領候補もこぞって演説し、候補者の演説を“比べ聴き”できる機会とあって、同党の公認争いにも大きな影響を与える。
今年のCPACは大統領選の最中ということもあり、特に注目度が高まった。
「暴言王」で知られる実業家のドナルド・トランプ氏に次いで2位につけているテッド・クルーズ氏の演説では、5000人を収容できる本会場が満員になった。
当のトランプ氏は欠席したが、CPACに集う保守派からはひんしゅくを買ったに違いない。
大統領候補が支持を訴えるCPACのメインステージでは、今年は初めて日本人が演説した。
※スピーチの様子はこちら
https://youtu.be/PjzS9cy6jb8
共和党全国委員会の饗庭直道・顧問は、通訳を交えながら、「オバマ政権の7年間で日本、アメリカ、アジアの自由は脅かされた。今こそ日米同盟を強化し、世界に自由と平和を取り戻さなければならない」などと語った。
饗庭氏が、CPACを主催しているアメリカ最大の保守団体であるACU(全米保守連合)とともに、世界に自由経済や民主主義といった保守主義の考え方を広げたいという決意を述べると、会場からは盛んな喝さいが起こった。
饗庭氏は昨年、ACUのパートナーとなる一般社団法人JCUを設立し、議長に就任。
同団体は『クリントン・キャッシュ』(ピーター・シュバイツァー著、あえば直道監修)の発刊といった出版活動などを行っている。
JCUは3日にも、ACUや、減税政策を提唱する全米税制改革協議会(ATR)とともに「Japan Reception」を行い、共和党の大統領候補だったウィスコンシン州のスコット・ウォーカー知事や、メディア関係者、活動家ら、150人ほどの招待客が出席した。
会場では三味線と太鼓の演奏、染め物の展示が行われた他、本格的な寿司もふるまわれ、日本文化を発信する場ともなった。
JCUは今後、ACUとともに中国の脅威に対する対策を検討するシンクタンクを立ち上げるなど、幅広く活動を展開していく予定だ。
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なんと大統領候補たち以外でスタンディングオベーションが起こったのは、あえば道直さんのスピーチだけだったということなんですね~
全米の参加者に大きな印象を与えられたのではないでしょうか。
この模様はこちらのサイトでも紹介されています。