Best of George Worst (仮)

レッズサポーターで亜弥マニア。うだつの上がらぬ中年男の特に面白味のない日常を適当に晒す。のか?

大阪、再び。

2008-02-17 08:21:15 | Weblog
そんなで(なにがだ)、今となっては記憶もあやふやな昔ですが、1/26にも大阪に行ってました。

8:30に羽田を出る、JAL107便で大阪伊丹は9:40着。雲は多かったが、この日も富士山は綺麗に見える。

富士山

大阪空港の到着ロビーでPC出してチケット取り。電子チケットぴあのシステムが変わってから初めての利用で思い切り途惑って時間はかかるが、なんとか無事に望みのものをゲット。そんなでモノレールは大阪空港発10:43に乗る。

大阪モノレール

ここのところ、大阪に来る機会があっても予習せず行き当たりばったりで、結果いつもと変わらない行動になってしまうのだが、今回は少しだけ予習して、新しいところに行ってみた。
蛍池から阪急電車。ホームに下りると、いつものように梅田に向かうなら乗るはずの急行電車がやってくるが見送り、次の各駅停車に乗る。
降りたのは岡町という駅。豊中市になるが、この周りを少し散策する。

岡町商店街

リアルに古臭い岡町商店街のアーケードを入っていくと、奥に神社がある。

原田神社。

商店街のアーケードに囲まれた境内は変な感じだが、歴史はある。
西暦684年に天武天皇が勅祭をもって神宝、神鏡ならびに獅子頭を納められたとの社記が残っているらしい。

豊中、原田神社

重なった破風の造りが特徴的な本殿は、1652年に再建されたものだそうだ。

お参りを終えて、商店街に戻る。
奥に銭湯が見える狭い路地を入ったところにたこ焼き屋があった。

たこ焼き とくや。

岡町商店街、たこ焼き とくや 岡町商店街、たこ焼き とくや

5個もらう。200円。

最近は"すっぴん"で食べさせる店によく行くが、ここはソースに花かつおと青海苔がデフォルト。マヨネーズはカウンターにあるのを自分でかける。
オヤジが柚子七味も合うからかけなと勧めるので、カウンターにあるそれを皿の端に盛る。
焼きたてのたこ焼きは外カリ、中はとろとろの熱々。柚子の風味が強い柚子七味は確かに良く合う。
これからはソースのたこ焼きを食べるたびに、柚子七味が欲しくなるだろうな。

チャットモンチー 生命力みなぎりツアー at Zepp Nagoya。

2008-02-07 00:04:15 | 音楽
まだ先月、1月20日日曜日の話です。

京都から途中下車無効の特急券を買って、名古屋で下車をしたのは味噌煮込みうどんを食べる為ではありません。

目的は、Zepp Nagoyaでのチャットモンチーのライヴ。

Zepp Nagoya

2ndアルバムのタイトルを冠し、昨年の11月16日にスタートした「生命力みなぎりツアー」は終盤。ここ名古屋を過ぎれば翌週に関西で3公演を残すのみ。
俺は、11月17日のZepp Tokyoでの2日目の公演を観ているのだが、それ以降、関東での公演は無いので終盤のこの公演のチケットも購入。

チャットモンチーのライヴ自体は、この間、12月27日に渋谷のClub Quattroであった所属事務所、ニューカムの女性ミュージシャン総出の「Newcome Presents Year-End Party! Lady Go!!」というイベントで観てる。その時は整理番号が早かったので年甲斐もなく最前の橋本絵莉子前にポジションを取ってしまったのだけれど。

開場予定時刻を過ぎての到着だったが、開場はしていない。若い者に混じって整理番号順の行列に並んで入場する。会場のキャパを考えれば比較的若い整理番号のチケットだったが、前日からの遠征ゆえのでかい荷物や防寒の服をコインロッカー2つを使って収め、ドリンクカウンターでビールをもらってからのんびり入場。それでもちょっと前の方を立ち位置に決める。

どっかのFM用に録音したらしい、橋本絵莉子が歌うBeatlesのカヴァー、"in my life"をBGMにメンバー登場。
オープニングにAlbum最高のキラーチューンである"真夜中遊園地"。最初っから跳ぶ跳ぶ。俺は味噌煮込みうどんで結構満腹だった上に、更にビールを流し込んでゲップも出そうな勢いだったので、若い者に混じって跳べるかという不安はあったのだけど始まってしまえば問題はありませんでした。

全体のセットリストは以下の通り。

M-01.真夜中遊園地
M-02.Make Up! Make Up!
M-03.とび魚のバタフライ
M-04.橙
M-05.親知らず
M-06.手のなるほうへ
M-07.ハナノユメ
M-08.恋の煙
M-09.ヒラヒラヒラク秘密ノ扉
M-10.ウィークエンドのまぼろし
M-11.世界が終わる夜に
M-12.おとぎの国の君
M-13.恋愛スピリッツ
M-14.ドッペルゲンガー
M-15.バスロマンス
M-16.モバイルワールド
M-17.ミカヅキ
M-18.東京ハチミツオーケストラ
M-19.意気地アリ
M-20.コスモタウン
M-21.女子たちに明日はない
M-22.シャングリラ

ENCORE
EN1.素直
EN2.サラバ青春


"ウィークエンドのまぼろし"から"ミカヅキ"の間はおとなしめの曲が続くため、暴れたい若者には中弛みという印象を与えたようですが...。
年明けから2月末にリリースされるepに収録の3曲が加わっているようです。ちなみに最初の東京公演から消えたのは、"さよならGood Bye"と"小さなキラキラ"。

この日のMCは、タクシーで入手したという名古屋弁のアンチョコを引用してのものが中心でした。

このツアー、最初に観た東京公演はあまり良い雰囲気ではありませんでした。それはその時の公式のブログの内容からも伝わるかと思います。

その時は、会場からの「可愛い!」とか「萌えー!」なんて声援に対して、「かっこいいって言われるようになりたい」というような言葉で不満を表明していたのだけど。
名古屋でも主に女の子による可愛いという囁きは聴こえましたがそんなに過剰ではなく良い雰囲気でした。というか、みんなおとなしすぎるくらい。

終演後は名古屋20:54発の、のぞみ158号で問題なく帰宅。


名古屋の車コレクション。

チャットモンチーの機材車

チャットモンチーの機材車。昨年末のClub Quattroではベタベタ触ってしまいましたが。土浦ナンバーなのが可笑しいです。

矢場とんの車

「大概にしときや」by.橋本絵莉子(肉嫌い)。矢場とんの車。

京の冬の旅。

2008-02-04 23:08:33 | Weblog
2週間前の話が続きます。

1/19、大阪厚生年金会館での公演終了後は三宮で宿泊。久しぶりに「お好み・鉄板焼き ひめ」。

で翌日、1/20はJR三ノ宮駅で新横浜(横浜市内)まで、8720円の乗車券を購入して先ずは在来線。9:21発、東海道・山陽本線の新快速、野洲行に乗車する。

10:13に京都着。途中下車で改札を出る。
向かったのは新福菜館。昨年、京都音楽博覧会で来た時以来。
例によって、中華そば(並)600円とヤキメシ500円。

新福菜館本店 新福菜館の中華そばとヤキメシ

満腹になって観光。といっても予習はなし。
案内所に行ったら「第42回 京の冬の旅」というブックレットがあったのでそれを参考に。非公開文化財の特別公開があるというのでそいつを目指す。

地下鉄に乗って今出川駅で下車。
相国寺に向かう。

法堂と開山堂が特別公開らしい。
拝観料600円を払って、先ずは法堂へ。

相国寺、法堂

豊臣秀頼が慶長10年(1605)に再建した法堂は、現存する法堂では我が国最古のもの。重要文化財。
本来、本尊の釈迦如来像が祀られている須弥檀だが、九州国立博物館で開催中の「京都五山 禅の文化展」に貸し出されていて、代わりに開山の祖、夢窓疎石の像が飾ってある。
天井には狩野光信筆の「蟠龍図(ばんりゅうず)」。堂内のどこに居ても龍に睨み付けられる八方睨みの龍。手を叩くと反響する「鳴き龍」との事なので、ポイントに行って手を叩いたが、響いては聴こえなかった...。

続いて開山堂へ。
龍淵水の庭は、禅寺ならではの枯山水が手前にあるが、ここの特徴はその向こうに築山と水路を引いた庭が並存している事。

相国寺、開山堂。龍淵水の庭

円山応挙が描いた小犬の杉戸絵もさりげなくある。何の説明文もなく、ガイドさんの案内がなければ見逃すようにひっそりと。まんまるの子犬たちが可愛らしい。

続いて向かったのは瑞春院。相国寺の付帯設備なのだが、ここは改めて拝観料600円が必要。
水上勉が直木賞を取った作品、「雁の寺」の舞台がここなのだそうだ。その縁の雁の絵の襖絵などを観る。
庭には水琴窟があるのだが、ここの水琴窟の音は特に評価が高いらしく、ここの水琴窟のCDが海外で売られているらしい。


今出川駅から地下鉄に乗り、京都駅を越えて九条駅へ。
ここから歩こうかとも思ったが、駅の案内板を見たらバスがすぐ来そうだったので、市バスに乗る。
東寺南門前で下車したら、天気は本格的な雨降り。

東寺南門前

南大門から東寺の境内に入る。

新幹線の窓から見える東寺の五重塔は如何にも京都な風景で、脇の道も何回も通った事があるのだが、東寺の境内に入るのはこれが初めて。
境内を歩いていると遠くから汽笛が聴こえる。梅小路蒸気機関車館のSLの汽笛だ。
拝観料800円を払う。ここでの特別公開は五重塔の内部。初層、つまり1階の部分だけだが中に入って観る事ができる。
太い柱、心柱の周りに配された仏像。仏の姿ではないが、真ん中の心柱を大日如来に見立てての配置なのだそうだ。色あせてはいても、往時の装飾の素晴らしさは判る。
しかし、こんな霊的な場所でも、騒がしいおばちゃんの団体ってなんなのだろうな。
あと、これは特別公開というのではないと思うが、金堂の本尊薬師三尊像と、講堂の立体曼荼羅を観る。


続いて、灌頂院という建物に向かう。ここでも改めて600円。

東寺、灌頂院

「空海が創建の際に最初に構想した建築物のひとつで、密教教義上、重要な道場」なのだそう。建物に入ると大きな曼荼羅が掲げられている。
とても神妙な雰囲気の建物なのだが、ここのガイドを受け持っているのが学生ボランティアらしい。説明がまったくなっていない。覚えられないなら、メモの棒読みの方がよっぽどましだよ。聞くに堪えないので、まったく関係なく見学する。

「京の冬の旅」キャンペーンの特典で、3箇所を巡るごとに休憩所でサービスが受けられる。ちゃんと、行く場所ごとにスタンプをもらっていた俺は、東寺境内の洛南会館にある喫茶やすらぎでコーヒーをいただく。

雨も小止みになったので京都駅に歩いて向かう。八条口へ。
乗車券はあるので特急券。といっても買ったのは名古屋まで。
15:09発、のぞみ26号に乗る。N700系。
短い区間なので指定席は買わなかったのだが、自由席に余裕で座れた。

名古屋には15:45着。
N700系に乗るのは4度目くらいだが、明るい時間に乗るのは初めてだった。なので、ちゃんと写真に収めたのもこれが初めて。

N700系のぞみ

名古屋で降りて、先ず向かったのはJRセントラルタワーズの13階レストラン街。ここも何回目か判らない、山本屋総本家のタワーズ店。
親子煮込うどん 1449円。

山本屋総本家タワーズ店 山本屋総本家、親子煮込み

腹八分目と思っていたのだが、やっぱり御飯も追加注文してしまい最後は雑炊みたいにして食べつくした。

かしまし エルダークラブ at 大阪厚生年金会館。

2008-02-03 21:22:59 | 松浦亜弥
2週間も経って何を今更ですが、1/19の話が続きます。

19日について書き始めた最初のエントリーにヲタ用でと書いているのでお判りかとは思いますが、この時の大阪遠征の目的は松浦亜弥です。
「この時」という言い方をするのは、実はその翌週、つまり1/26にも俺は大阪に行っているのです。それは改めて。

大阪厚生年金会館

Hello! Project 2008 Winter ~かしまし エルダークラブ~。
中野で始まった公演は前週の名古屋を経て、大阪厚生年金の昼夜2公演で終了です。
松浦亜弥の出演度合いが少ないハロコンで、なんで遠征までって感じですが、昨秋のソロツアーのボリュームといい、最近の公共への露出状況から見てもチケットを買っておいてよかったと思います。

公演内容としては、詳しく書いていないとは言え中野と変わらないので改めて何をという事はありません。

昼公演。俺の席は前から8列目の右より。ちょっと右過ぎる感はありましたが、雛壇でも向かって右に座る松浦亜弥をウォッチするには最適のポジションでした。
安倍さんの曲で客のPPPHに合わせて手拍子をするのですが、その終わるタイミングをつかめずにずっこけたりする様子とか可愛いです。
中澤裕子さんの曲では一緒に口ずさんだりしているのですが「一生懸命頑張ったって 報われるかわからないけど」って、自分が最近歌っている歌とは正反対の歌詞を聞いてどう思ってるのかなとか考えたり。

この日、最前列にやたらと不規則に暴れている長身の男がいました。目立とうというつもりなのかわかりませんが、時折、曲調とは関係なく後ろを向いて派手なアクションで大暴れしている。松浦亜弥が「渡良瀬橋」を歌っている間も、スローな曲であるにも関わらず、この男は大暴れをしていました。

この「渡良瀬橋」の途中、松浦亜弥は声を詰まらせて歌えなくなった瞬間があります。直後に胸を押さえた仕草から声をつまらせるような体調的な理由があったのかもとも思うのですが、その大暴れしている男に視線がいった直後に声を詰まらせたのが、俺には判りました。
もちろん、真実はわかりません。ただ、レスもらう為にふられる手というのもそうですが、歌うためにとっているリズムと異質の波長が流れ込んだら、歌う人間にとっては邪魔でしょう。

実は俺が行かなかった名古屋公演。この"渡良瀬橋"で松浦亜弥はひどい歌詞とばしをしたらしく...。

松浦亜弥の歌詞とばし癖はファンの間では有名です。おそらく一回の公演を間違えや飛ばしなく歌いきった数の方が少ない。なので、ファンサイトやBlogでのレポートもどこで歌詞を飛ばしたとかそんな報告が普通に行われています。
そんな悪癖を衆目に晒してしまったのが先般のHEY!HEY!HEY!の生特番だったりしたし、市販されているLIVE DVDでも一番盛り上がるラストの曲で思い切り歌詞を忘れてパニックになっている様子が収録されています。

松浦亜弥は歌詞を飛ばすことの「なぜ」という推測もヲタの間では語られています。
体調的な理由を挙げる向きも多いですし、明らかにその為に「歌えなくなる」シーンも目撃していますが、「歌詞を飛ばす」事の大半は単なる注意力散漫ではないかと俺は思っています。もちろん、すべてのケースが同じ理由ではないでしょう。そんな事を改めて感じさせるシーンをこの日は目撃した訳です。