Best of George Worst (仮)

レッズサポーターで亜弥マニア。うだつの上がらぬ中年男の特に面白味のない日常を適当に晒す。のか?

日光へ。

2005-11-06 22:40:31 | Weblog
全国各地、いろんな場所に行っている。
しかし必ず、レッズのゲームがあるとか、松浦亜弥の公演があるから行くのであって、それ以外でのいわゆる旅行というのはまず行かないのだが。

きっかけは金曜。
なんでだか判らないが、母親が日光に行きたいと言い出して、日曜だったら連れて行ってもいいよと言ってしまったのだ。
予定されていたナビスコカップの決勝が無くなり、久しぶりに何もない週末だった気楽さもあったのかもしれない。

それで今日、母を連れて日光に行ってきた。
母の希望する最低限のテーマは2つ。

・東照宮が見たい。
・田園都市線の東武線乗入れによって日光に一直線で行けるのを実感したい。

もちろん日光に行って見るのが東照宮だけではもったいないので、綿密に旅程を立てて出発した。

ウォーキングが趣味で、今日は東松山の3デイマーチに行くために清澄白河行きに乗る父親を見送り、母と俺はその後の北越谷行きに乗車。
北千住で降りて、降りたホームでその後に来る東武日光行きの快速に乗り換える。
6両編成の快速列車は新藤原行きの列車と併結で、下今市で切り離される前2両が日光行き。一番前に車両はかなり混んでるがなんとか座れる。
そんなで3時間以上かかるが自宅の最寄駅から同一ホームでの後続列車への乗換一回で東武日光駅に到着。10:16

改札を出て正面にある東武バスの窓口で、中禅寺湖入り口あたりまでの区間でバスに2日間乗り放題の「中禅寺温泉フリーパス」2000円を購入して10:27発の中禅寺温泉行きに乗る。
途中で3分遅れで後続の筈の湯元温泉行きらしいバスにも抜かれるなど、順調な運行とは言いがたいバスだったが、いろは坂を上り、明智平まで残り2km位の所で大渋滞でほとんど進まなくなる。
予定より35分位遅れて辿り着いた明智平のバス停で途中下車。
往復710円のチケットを買って、日本一短い明智平ロープウェイに乗って展望台へ。
天候は曇で、時間が経つほどガスって来たので心配だったが、明智平の展望台から見たかった華厳の滝の姿はきちんと見れて良かった。
中禅寺湖を背景にした激しい華厳の滝とその右手に静かに落ちるように見える白雲の滝の美しい風景は素晴らしい。華厳の滝の落ちる音も届いてくる。残念ながら男体山は見えなかった。

ロープウェイでレストハウスに降り、ゆばそば700円を食べる。こんな場所にありがちな冷凍麺の解凍メニューにつき、特に語る事はなし。

いろは坂を上る渋滞は相変わらず続いており、バスの時刻は全く読めなかったのだが、バス停に戻ってほどなく、中禅寺温泉行きのバスが来る。ラッキー。
15分程乗っていたら終着の中禅寺温泉バスターミナルに到着。

華厳の滝までは歩いて5分程度。
まずは、無料の観瀑台から落ちる滝を俯瞰する。
俺が前に日光に来たのは17年前。大学のサークルの合宿かなにかで来たのだが、夜中に何人かでここに来て、暗闇の滝を眺めた。
本当に真っ暗なのだが、闇の中に仄かに白く浮かぶ滝の姿と谷底から聴こえる轟きが印象的だったのを覚えている。

530円を払ってエレベータに乗り、滝の下からも眺める。下から見るのは小学校の修学旅行以来なのでもう四半世紀以上ぶりだ。
やっぱすげぇ。来て良かった。

無料観瀑台近くの売店で、焼いたいわなを食べてバスターミナルに戻る。
バスの時間は常に心配だったのだが、あまり待たずにバスは来た。

下りのいろは坂。紅葉は下りの周りの景色の方が凄かった。
日光駅行きのバスはいろは坂は結構すみやかに下ったのだが、市街地に近くなって渋滞で動かなくなり、やはり時間はかかる。

西参道のバス停で下車。普通は西参道から向かってもいいのだろうが、妙なこだわりを見せて、そのまま表参道まで歩いて、東照宮にアプローチする。
1300円の拝観券を買って入場。雨が降りだす。
母にとっては中学生の時以来の東照宮で、記憶の印象とかなり違っていたらしい。
場内に入ってすぐ左手の厩舎に三猿の彫刻があり、奥宮へ続く入り口の上に眠り猫があるのだが、本堂みたいな場所にまとまってあった印象があったそうだ。
俺も小学校の修学旅行以来だったのだが、俺の印象は特に修正なし。
ただ、薬師堂の鳴龍。前は自分で手を叩いて反響を聴いた筈なのだが、今は手を叩くなという貼り紙がそこらじゅうにある。反響は説明する人が叩く拍子木によるものを聴くという形になっている。なんで手を叩いちゃいけないのだろう。

さて帰りますかと表門に向かうが、なぜか門が閉まっている。門の横に通用口みたいなのが開いていて、そこから出るのだが、つまり拝観時間終了で門を閉めたという事。しかし時計を見ると、まだ15:45。ちょっと早すぎない?
まだ拝観できると思って来たであろう人々が所在なさげにしている様子もあるし、参道を戻る間も向かう人がかなりいる。
ガイドブックを見ればそう書いてあるのだろうが、やっぱ、ちょっと閉める時間が早すぎる気がします。

そのまま歩いて特別公開中という神橋に向かう。渡るには500円との事なので、外から写真を撮るだけ。
近くのカフェレストラン匠で休憩後、バスで駅に戻る。
帰りも同一ホームで後続列車への乗換一回で帰宅する。

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