Best of George Worst (仮)

レッズサポーターで亜弥マニア。うだつの上がらぬ中年男の特に面白味のない日常を適当に晒す。のか?

映画「ダージリン急行」。

2007-10-22 01:15:11 | Weblog
今日(10/21)は陽が沈んでから家を出る。

20日から始まった第20回の東京国際映画祭の作品を観に六本木へ。
TOHOシネマズ六本木ヒルズのScreen7

六本木ヒルズ ダージリン急行、ポスター

今夜、観たのはウェス・アンダーソン(Wes Anderson)監督作品、「ダージリン急行」(原題:The Darjeeling Limited)。
今回の映画祭で、一番最初にチケットが完売したのがこの作品らしい。

襟川クロのMCで登場した大胆にも本人が口にしてしまった通りキャラのかぶったLiLiCoと、森三中の旦那・鈴木おさむの、正直どうでもいいトークショーの後に上映。

だが、本編の前に13分の短編作品、"Hotel Chevalier"を上映。
米国ではiTunes配信のみで公開されている作品らしい。今観たら、米国版のOfficial SiteからDLできそう。
なので米国では本編を観た人が後で観る事になるのだと思うが、時系列でいうと本編の前の出来事。本編でのストーリーや登場人物の振る舞いの前フリになっている。入場時に配られたチラシによれば、来年3月予定の一般公開時にも併せて上映される事になっている。

さて本編。
久しぶりに実に映画的な映画を観た気がする。
各シーンの構図も非常に良く配置されているし、色合いもいい。
KinksやPeter Sarstedtなど、選曲も気が利いてる。
カットの長いシーンも結構あって撮影現場の緊張感を想像しながら楽しませてもらう。
ここで粗筋を語って再現できるようなストーリーは無いが、幸福な気分で映画館を出られる事は保障する。


短編でも使われるPeter Sarstedtの曲のYouTube映像があったので、俺自身のブックマーク代わりにURLをコピーしておく。

http://www.youtube.com/watch?v=QqLH2Sjatn0