Best of George Worst (仮)

レッズサポーターで亜弥マニア。うだつの上がらぬ中年男の特に面白味のない日常を適当に晒す。のか?

ロンドン観光、その2。Arsenal v Bolton

2006-02-12 11:36:04 | Weblog
まずは、現況の説明。
Mizoo家で夕食をいただいた後、ちょっと部屋にもどって少し横になったら、意に反して眠りこけてしまった...。おそらく5時間以上は寝てたと思う。
見ざめてしばらく、思い切り凹んでたところ。
なんか感覚が日本時間のまんまになっちゃったかも。

英国も日付が変わったので昨日、2/11の話。

午前中はMizoo一家にHarrodsとか、Wittardとかに連れて行ってもらいお買い物。
中華街で昼食を取って、奥さまのまみへいさんとお子さまは帰宅。
Mizooと2人で、もうしばらく散策した後に、スタジアムへ向かう。

Higbury、正面今日はプレミア・リーグの試合。
向かったのは、ハイバリー(Highbury)こと、アーセナル・スタジアム(Arsenal Stadium)。
Arsenal v Bolton Wanderers。

中田には興味なく、むしろ日本人プレーヤーがいるチームの観戦は避けたかったのでちょっと躊躇したのだが、今年で歴史に幕を閉じるHighburyでの観戦の機会は最初で最後の筈で、その魅力には抗い難く、このゲームの手配をお願いしていたのだ。

地下鉄のArsenal駅を降りて、しばらくスタジアム周りを散策。
周りは本当に普通のロンドンの住宅地ですごく味がある。
パチモンのスカーフやら古いプログラムやらを売っているテキ屋の屋台が多数。
選手のサイン入りポートレイトなんかも売っている屋台で、妙な音楽CDを売っていたので、そこで売っていたのを2種とも購入する。俺は、Football関連CDも見境なく購入する人間で、Mizooがお土産にくれたりするのも手伝って、結構なコレクションになっていたりするんだが...。明らかに非公式で日本には入って来なさそうなものは、こんな場所でしか買えない。

メガストアにも寄る。入場の列が出来ているが結構すぐに入れる。
が、店はもの凄く狭い。
しかも店に並んだ商品を選ぶ訳でなく対面販売で、カウンターに置かれたカタログとか、店の天井とかのディスプレイを見ながら買う事になる。冷やかしで覗いて、なんかあったら買おうなんていうスタンスだったので、ちょっと戸惑うが、スカーフと公式の音楽CDという、前日にReadingのショップでの買い物と同じ構成で買う。

入場。
スタンド下のスペースで「ミルク代稼ぎ」に買うMizooに付き合って、俺もBookmakerで試合のスコアを賭ける。
売店で買ったビールを途中まで呑んだら間もなくキックオフという時間になり、カップ4分の1を残したビールを通路の端に放置して、スタンドに向かう。アルコールはスタンドへの持ち込み禁止なのである。

席からの眺め席はバックスタンドに当たるWest Standの下層(Lower)後方。Upperのスタンドの張り出しにより、見えるのはピッチの分だけで、上下の視野は完全にない。横に長いフレームの中でやっているサッカーを見ている感じ。
ちょっとしたハイボールや、こちらからは遠いメインスタンド側でのスローインのボールさえ見えなくなる場所だったが、ピッチは近いし、周りは盛り上がっているしで全く問題なく楽しめた。

ゲームは開始ほど無く、Boltonが先制。もしかしたら中田のパスから...なんていう言い方で日本では報道されているかもしれない。
その後、怪我人が出て荒れそうな気配があったり、長い膠着が続いたりする。

席からの眺めハーフタイムにはスタンドを降りてピッチの近くまで行く。
最前の席の前には、膝の高さくらいの柵しかなくて、こんなんでいいのかって心配になるくらい。

後半にはArsenalの猛攻があったが、Boltonのキーパーの好セーブの連発もあり、無得点のまま。
試合終了間際にようやくと追いつき、普段は着席を促される英国のスタンドだが、その後は全員立ちっ放しで僅かな時間の逆転を期待するが、タイムアップ。
ゲームは1-1で終わった。

賭けは俺もMizooもハズレ。2-1Arsenalにも賭けていたMizooは最後までハラハラだったでしょう。

試合後、スタンド上段の通路から裏に出たら、住宅の向こう側に新スタジアムが見えた。立派で近代的なスタジアム。キャパも増えて、便利になるんだろうが、古き佳きスタジアムがどんどん無くなっていくのは寂しい。