横浜地球物理学研究所

YOKOHAMA GEOPHYSICS RESEARCH LABORATORY
地震予知・地震予測の検証など

「地震解析ラボ」、2012年5月も的外れな予測だらけ

2012年07月26日 | 地震予知研究(早川正士氏・地震解析ラボ)

「地震解析ラボ」による、2012年5月の地震予測実績が公開されました。

以下に説明しますとおり、相変わらずの無能ぶりを如実に発揮しています。「地震解析ラボはよく当たる」と盲信してしまっている方は、ぜひじっくりと読んでいただきたいです。

 ■

この期間(2012年5月3日~2012年6月7日)に発生した、M6を超える地震は、以下の3つです。

(1) 2012年5月20日 16時20分 三陸沖 M6.2 最大震度3
(2) 2012年5月24日 0時02分 青森県東方沖 M6.0 最大震度5強
(3) 2012年6月6日 4時31分 千葉県東方沖 M6.3 最大震度3

これに対し、地震解析ラボの予測実績を見てください。笑えます。
http://earthquakenet.com/prediction201205.html

まず、(1)三陸沖の地震(5月20日発生)について。5月20日より前には、地震解析ラボは三陸沖を全くマークしていません。つまり、完全なる「予測失敗(予測できず)」です。

次に、(2)青森県東方沖の地震(5月24日発生)について。地震解析ラボは、「5月13日までに北海道南部に地震が発生する」という予測を出していましたが、地震は起こらず。その後、この地域の予測は撤回しました。こうして、やはりノーマークとなった青森県東方沖(すなわち北海道の南方)に、予測撤回から10日後、M6.0の地震が発生したわけです。つまりこれも、完全なる「予測失敗(予測できず)」です。

最後に、(3)の千葉県東方沖の地震について。これは惜しかった(笑)。まず最初に、地震解析ラボは、「5月3日から5月10日までに千葉東方でM5台中盤の地震が発生する」と予測。しかし地震は発生せず、5月18日まで期間を延長。それでも地震は発生しなかったので、予測規模を小さく修正したうえで、「5月25日から5月31日まで」と予測をやり直し。それでもやっぱり地震は起こらず、さらに6月4日まで期間を延長。それでもやっぱり地震は起こらず、彼らは予測を撤回します。そして、まさにその2日後、M6.3という大きな地震が千葉東方で発生…。つまり、この地震の巣とも言うべき千葉東方で、1ヶ月以上の期間を設定して「地震が起こる」と警告するも地震は全く起こらず、その予測を撤回した直後に地震が発生したのです。地震解析ラボの皆さま、さぞ涙目だったことでしょう。彼らのことですから、「たった2日のズレだから、的中です!」などと威張るかも知れませんが。



2011年の7月以降、地震解析ラボの予測を検証してきましたが、「地震解析ラボ」の地震予測能力はゼロであることが、お分かりいただけたかと思います。ですので、これ以上、彼らの予測を逐次検証することに意味はないようです。

今後は、非常に大きな地震が発生した場合か、地震解析ラボが非常に大きな地震発生を予測した場合にのみ、検証をしてみることにします。
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