日々是好日日記

心にうつりゆくよしなしごとを<思う存分>書きつくればあやしうこそものぐるほしけれ

「日本人12歳説」から、この国の民はいま何歳になったのか?

2020年11月26日 07時32分42秒 | 政治
 政府肝煎りの「景気浮揚策」とも、「不況刺激策」とも、あるはまた「ホテル・観光事業者買収策」、はたまた「自暴自棄のヤケのやん八やってる感政治」とも。ともあれ、「GoToトラベル」に「GoToイート」企画について・・・;――
 そもそもの始まりは、国民にコロナウィルスの拡散の原因になるであろう不要な外出を抑制してもらい、そのかわりCOVID-19を退治し終えた暁には、遊びに行きたいのをよく耐えてくれた「返礼」として「緊張からの緩和」に税の一部を還付する。それによって傷んだ観光産業の復興を図る、ということではなかったか? それを何を焦ったのかパンデミック真っ最中にウィルスを国中津々浦々まで放ってしまった。イーハトーブ陸中岩手は半年余も発症者ゼロを記録していたのにGoTo政策が始まるや一気に汚染し、もはや死者まで出した。
 かくて案の定COVID-19感染爆発を招いて、政権浮揚の試みはとん挫の憂き目に遭っている。おかげで始めたばかりの「GoTo イート」なる施策も一敗地にまみれてしまったようだ。なんと言ったって、食事中マスクをして食べてください、食べ物を口に入れる時には片方のミミのゴムだけはずして、お口を開いて入れ、食べ物を詰め込んだらできるだけ早くマスクを元に戻して閉じてください。マスクの中では唇を閉じて食べ、食物が口中にある間は唇は閉じたままにして咀嚼してください。会話は一切行わないように! 食べ終わったらできるだけ早く立ち去りましょう」などという。まるで蒸気機関車の機関助手が石炭を窯に放り込むたびに炉の戸を開閉するに類似の姿である。こうまでして、「GoToイート」などの掛け声にあおられてまで食べ物を「Eat」したくはない。
 ニンゲンは、イソップ物語のツルやキツネよりましだからどんな珍奇な食器に盛られようと何でも食べられるには違いないが、キツネの料理にもツルのそれにも入っていなかったCOVID-19ウィルス入り料理、しかもその代金補助はと言えば所詮自分たちが納めた血税であって、もちょっと明日の糧に役立つ栄養豊かな施策に投じられたものなら安心も出来ようが、これがてっきりのご馳走と聞けば、やがて空腹になる明日以後の「長い」将来が不安にかられるのは目に見えている。
 旅心にせよ食欲にせよ、政府の補助金が出るから旅立ったり、レストランに出かけたりするものではない! 自立した個人として好い日に旅立ち、非日常の食餌ならカロリー以外になにか意味を求めてその時間を過ごすものだろう。お上が幾ばくかのお金を呉れることに応えるさもしさはどうみても自律した大人のやることではない。それを敢えて政策に載せる政府の意図・策謀、その出処はあの哀れな小型布「アベノマスク」と同源の目線から構想されたものであろう。残念なことに実に残念なことに人々は嬉々としてこの政策に乗り、そしてコロナに感染した。そして今その政策継続に赤信号が点灯した。
 マッカーサー元帥の「日本人12歳説」のあの頃から70年、その時から何歳分、この国の民は歳をとったのだろうか???
コメント   この記事についてブログを書く
« ウソを重ねた安倍さんの記事... | トップ | 或る人の居心地の良い世界観... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

政治」カテゴリの最新記事