四方源太郎日記(京都府議会議員・綾部市選挙区)

これからの綾部のために、さらなる「挑戦」を!

朝7時台・京都発の特急を増便

2014年12月19日 | 京都府議会

 10時から、明日の京都特別委員会に出席。雪で遅れてはいけないと7時20分ころには綾部を出た。

 自民党からの質問者桂川孝裕府議と私の2名。約20分間質問した。

①JR山陰本線複線化に向けたアクション

 「明日の京都」中期計画に「山陰本線複線化」という文言を入れていただいたことを高く評価する。

 次は今後のアクションが課題。来年度からは政府への重点要望に入れるべきだ。「実現性」の点を言うなら、なぜリニア新幹線の京都誘致は入っているのか?JR東海の社長は再三、京都府の想いと違うことを述べておられる。しっかりと政府への要望事項に入れるべき。

 

②公共事業の計画的発注

 アベノミクス二本目の矢をしっかりと飛ばし、地方経済再生のためには、公共事業量を一定、計画的に出すことが重要。そうなると地方の建設会社が若者を雇用できる環境が整ってきて、地方経済の好循環がスタートする。

 トンネルや橋梁、道路、施設などの維持管理業務をほぼ地元企業で行えるような仕組みを作って、ベースとなる仕事量を作りだすことにも配慮してほしい。

 

③戦略的な企業誘致とは?

 「明日の京都」の中に、「戦略的企業誘致」とある。私は関西電力本社を綾部に移転してもらうよう要請したらどうかと考えている。関電本社が大阪になければならないということはない。むしろ、原発立地に近づいて行くことこそ、自ら安全を示すことになる。

 山下副知事「関電本社誘致が成功するかどうかは分からないが、関西電力という会社がこれまで需要側に重きを置いて大阪に本社を持っていたが、現在の状況は発電側に重きを置かなくては会社が成り立たないということになってきており、そういうことを持って、企業の本社移転、企業誘致に取り組めということをおっしゃっていると理解し、そういう意識で取り組む」答弁

 

④北部の高校教育について

 北部は交通の便が悪く、他市の高校への進学の選択肢が増えると親の送迎等の負担が増えるだけだ。地元の高校で進路実現ができるよう取り組んでほしい。今回の「明日の京都」でそれが実現できると考えて良いか?

 橋本教育次長「さいさい言われている綾部高校の問題など理解している。綾部高校には特進コースを作り、志望状況もずいぶん改善してきている。今後も引き続き、おっしゃるように取り組みたい」答弁。

 

 午後は、広域交流連携促進特別委員会に出席した。

 

 先日、一般質問で質問したJR山陰本線の高速化、利便性向上について、大きな良いニュースが発表されました。

 これまでからずっと要望してきた「朝7時台、京都発の特急が増発」されることが決まりました!

 来年3月14日(土)から実施されます。

 現在は、京都発特急の始発は8時36分発で、綾部駅には9時41分着でした。これが今回のダイヤ改正で、7時32分発が増え、綾部駅には8時38分に到着することができます。

 ビジネス出張客は朝一番に綾部に入ることができますし、市立病院に京都から通っておられるお医者さんは、診察時間を早めることが可能になります。

 

 引き続き、さらなる利便性の向上、高速化・複線化事業にしっかりと取り組みます!

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 内水対策を山内副知事に要望 | トップ | イスラエル・パレスチナ遺族... »