玄語

玄音の弟玄です。日々感じている事、考えている事を語っていきます。そんな弟玄が語る”玄語”です。よろしく。

高句麗伝説コンサート〜世界平和へ〜

2023-01-07 15:07:17 | コンサート


我々が知る歴史とは大体が学校から学ぶものであり、さらなる興味があれば専門書などにあたり理解を深めていく。それらはどれも書かれた書物であり、時代を遡れば遡るほど、そこに書かれている事の真偽は確かめようがなく、まして文字にもなっていなければ、永遠に歴史の真実は埋もれたままになってしまうのである。

しかし、歴史とは表に出ているものばかりでなく、ある一族に永延と口頭などで受け継がれていくものもあり、さらにいえば一族の生き方、気質により受け継がれていく真実というものもあるのである。

今、世界の状況はとんでもない危機的な状況にあるといえる。特に、この東アジアを中心に考えれば、その周辺諸国の情勢において、何が起きてもおかしくない状況にあります。世界の平和を考えた時、実は今現在においてはこの東アジアを平和にすることが最も近道になるのではないか、それほどまでに、今、この東アジアの情勢は世界の要に入ったといえるのかもしれません。

平和の道筋はいかように実現できるのか。それは全くわかりません。しかしバタフライエフェクトという小さな動きから大きな影響を及ぼすことが物理学の世界で謂われているように、それは人間社会においても起きうる現象であると考えるのはもはや言い過ぎではないでしょう。

その基点になる動き。それはその地域に関わる歴史を受け継ぐ者以外にはありえません。
この度、1月11日琵琶湖、12日京都にて、今年初めの”高句麗伝説”コンサートが開催されます。”高句麗”とはまさに古代において東アジアで最も広範囲に勢力をもった王国である。その勢力図を見れば東アジアの平和において欠かせない、最も重要な国であることは一目瞭然である。そしてその歴史は日本とも深く関わるのである。

琵琶湖は日本海から奈良・京都へと繋ぐ重要な地である。そして琵琶湖そのものは何百万年前から存在する古代湖でもある。湖底には埋もれた遺跡があるとか、実はまだまだわかっていないことだらけの未知の湖と言える。京都は言わずと知れた日本の都。行政上の首都は東京だが、日本という国においての都はいまだに京都だという説もあり、京都が変われば日本も変わるとは歴史上ずっと言われてきたことである。

高句麗伝説コンサートはこれらのことの情勢的、歴史的意味合いをすべて含むことを背景に持ちながら、これからの動きをつくっていくコンサートである。詩を即興で詠まれる高麗恵子氏は高句麗王の直系子孫として生まれ、その資質をも受け継ぐ稀な方。その人生はずっと世界の平和を希求し続け、今でもずっと活動されている稀有な方である。さらに即興演奏されるいだきしん氏は人間存在の探求をし続け、その辿り着いた答えを音楽活動をもって表現される特別な方である。元々は社会福祉の分野で今も続く仕組みを作られた方でもあり、その生き様自体が平和を実現し続けている方と言ってもいいのかもしれません。

今年最初のコンサートでもある”高句麗伝説”コンサートは真の平和実現へ向けた新たな発信、その表現がバタフライエフェクトのように世界へ向けて伝搬することを願ってなされる特別なコンサートになることでしょう。歴史の真実を知る者による新たな平和実現へ向けての、それこそ表現者も聴衆もひとつなってなされる表現とその経験はこれからの時代の新たな礎となることでしょう。参加しない理由はひとつもありません。心よりおすすめします。

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高句麗伝説
○2023年1月11日(水)
滋賀県立芸術劇場 びわ湖ホール 大ホール
滋賀県大津市打出浜15-1
PM5:20開場 PM6:00開演
PM7:30終演予定
出演:高麗恵子(詩の朗読)・いだきしん(即興演奏・映像)
全席自由 10,000円
主催:特定非営利活動法人高麗

○2023年1月12日(木)
京都府立文化芸術会館 ホール
京都市上京区寺町通広小路下ル東桜町1番地
PM5:20開場 PM6:00開演
PM7:30終演予定
出演:高麗恵子(詩の朗読)・いだきしん(即興演奏・映像)
全席自由 10,000円
主催:特定非営利活動法人高麗
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