熨斗(のし)

のし(熨斗)について、趣味について、色々なことを綴っていきます

霜月祭りー中郷 3

2013-12-14 22:40:39 | 飯田・下伊那

前回のブログで土の王、水の王の湯切りの場面まで行ってしまいましたが、

その前におじいとおばあが出てくる場面、遠山の神様が出てくる場面など、

いくつもの面が登場していました。

 

おじいとおばあは人気者で、「おばあ、おばあ」と騒ぎ立てる観客を手に持った榊でたたきながら歩きます。

  

その後には、地元遠山の神様が登場します。

遠山郷を支配した遠山土佐守一族の霊を鎮める儀式が行われます。

一人、女の神様もいます。 

 

 

カメラマンにとってのクライマックスは水王、土王の湯切りですが、

観客も含め、神社の氏子の方たちにとって最も興奮するのは、

その後の「よーせ、よーせ」の掛け声とともに四王が四方に荒れ狂う場面です。

 

火王、木王も加わって、神社内は興奮の渦に巻き込まれ、現実世界とはかけ離れた時間が続きます。

 

    

伝統を守り、継承するとともに、

地元を離れた多くの人たちや、学校を卒業した人たちが集まって、

一年に一度興奮の渦に身を委ねるこの時間は、地域や人々にとって大切なお祭りなのだと感じます。

 

いよいよ、天伯様の登場です。

  

天伯様の面もいろいろですが、

ここ中郷の天伯様は、何となく優しそうな穏やかなおじいさんの面でした。

  

朝、6時半を過ぎてしまいました。外はもう明るくなっています。

最後まで見る事ができずに、大急ぎで家に戻りました。

コメント
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