9月5日（日）京都では39.9度の気温を記録した所もあるとか、
いつまでたっても残暑が治まりません。
ひと雨欲しいと思っている世間に反して、もう少し好天が続いて欲しいと願っていた私達。
この日、今シーズン最高峰登山、仙丈ヶ岳を予定していたからです。
飯田から見える仙丈ヶ岳（3033ｍ）はこんな感じで(写真左)、飯田の人間はこの仙丈ヶ岳がどの方向から見るよりも一番美しいと思っている。
この日も「飯田から見える仙丈が一番綺麗なんだに。」
と飯田人が言えば、
「いやいや、駒ヶ根から見る仙丈の方が綺麗でしょう！！」
と、駒ヶ根近くに住む友人が言う。
この討論はいつも繰り広げられ、平行線のまま終わります。
南信州の人間にとっては、毎日、毎日、仙丈を見上げては、
「仙丈に雪が積もった・・。
仙丈が綺麗に見える・・仙丈の雪も溶けた・・。」と語られる
この地域を代表する山で、特別な思い入れがあるみたいなのです。
荷物完璧、一緒に（もんた）も連れて行きました。
今回は4人と一匹の賑やかな登山です。
南アルプス林道バスで北沢峠に向かう途中、日が上り、鋸岳や、甲斐駒ケ岳が迫って来ました。
大平山荘で東京から来た友人と合流、
歩き始めて約1時間。沢に出ました。
この、沢沿いの上り、結構大変。
でも、冷たい水をタオルに湿して頑張って、頑張って・・・・・
沢を抜けてしばらく。
振り返ると、甲斐駒ケ岳が堂々たる姿を見せていました。
つづく
