ばなな庵主『最後の一本バナナ週末記』

「最後の一枚」か。「もう二度と戻れない」修行・勤行中にも邪念だらけの庵主。「立つ」闘いの記録。『Dekuの棒週記』続編。

ガードマンをやっちゃった

2006-05-23 21:51:17 | Weblog
今日は、本当に交通誘導のガードマンをやった。「インバル」5箇所、慣れてないと、主要道もやるからだめだぞ。が職人さんのはじめの言葉だった。私、この現場初めて。慣れてない。まずそれらしく振舞ったが、「インバル」がわからない。先輩に聞いた。恥ずかしいけれどといいながら。マンホールの内装のことのようである。家で、電子辞書で見てもでてこない、「うち」側をモルタルで「はる」くらいの意味なかくらいしか分からない。誰か教えて? 職人本人もしらないかったりして。

2tダンプと道具を、私は、いつしか東電風に保安具をセットした。職人は、「バカ、コーン4個、バー2本でイイんだ!」といわれてしまった。職人さんのためのガードマン、すぐに「余分」を撤去した。その直後、市の職員がさりげなくとおり、あいさつをかわした。すると、監督がとんできた。コーンとバーが足りない、と指摘されたといいながら、たっぶり東電風に囲んだ。

白いワゴンの女性ドライバーが通った。何も一人で通るのに、そんなに横幅を取る車に乗るなと思いつつ、誘導した。そのまままっすぐ来てくれればいいのに、素人は直ぐハンドルを切りたがる。つまり、誘導員を見ていない。後輪がマンホールに触れた。そして去った。下にいた職人さんが怒った。ふたに物が置いてあったら落ちてきたぞ!自分で、ヘルメットをかぶっていないのが悪いのかも知れねえが、2人もいて、なんで俺がそんなこと気にしなくちゃなんねんだ!

そうなんです。まず安全帯はしっかり作り、ふたに物を置いてはいけないし、ヘルメットは必需品なんです。あとは誘導どおりにハンドル操作をしてくれ!
それに原因を作った先輩ガードマンは、離れて無言。ここは出番だよね、私の。

でもいいました。「申し訳ありません」
物が落ちるのは、ヘルメットをしていたからといって、頭に落ちるものではないですから、「申し訳ありません」

一生懸命動きました。「インバル」5個やるのに休みなしでした。不満はありません。職人さんが、ずっとやっているのですから。13時を過ぎました。職人さんが、電気のコードリールをのばすとき、「これに自転車のハンドルを取られる人がいるから、側溝沿いにはわせるのだ」といいました。地べたをはって、長いコードを、そうしました。

最後に、その職人さんに、「今日は勉強させてもらって、ありがとうございました」と、深々と礼をしました。
職人さんは、「1時間伸びたから、しっかり昼休み1時間とれよ」と、笑顔なく去っていきました。

駅で警備会社に電話を入れたら、「明日は無い」とのことでした。
先輩は5月で6日だよ、私は10日、ガードマンをやった日。日給の入る日。



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