ステイホームのお蔭かも

　これまで、ロシアが舞台の映画を何度かＮＨＫで放映していました。「戦争と平和」
「カラマーゾフの兄弟」・・・・　その都度文芸作品に触れてみようと思うのですが、
いつも決まって途中で居眠りしてしまうのです。どうも全編を通して暗く陰鬱な画面
ばかりなので、疲れてしまうようなのです。
　　　　　　　　　　　　　　
　先週「ドクトルジバゴ」の再放送がありました。以前やはり途中リタイアした作品
なので、今度は最後まで見てやろうと、録画することにしました。録画なら、疲れた
時に途中休憩を入れることが出来ます。３時間２１分の長編を、今回は最後まで見る
ことが出来ました。ステイホームで時間があったため、発想を変えることが出来たお
蔭でしょう。
　ステイホームのストレスから家庭内暴力が起きている、という報道がありました。
折角のステイホームを有意義に過ごせないのは、実に勿体ないと思うのです。発想を
変えて、この先大災害が起きたら、家族一緒に過ごす機会はもうない、と思ってみて
は如何でしょう。ケンカしている場合じゃないと思うのです。

　尤も（もっとも）この時期にパチンコ店に押し寄せている人たちは、地球最後の日
でも家族と過ごさず、パチンコ店に出かけるのでしょうか？