
雪の結晶には1つとして同じ形のものはないそうですが、元は「角板結晶」という同じ形の6角形です。その角板結晶が、温度や湿度の関係で様々違った形に成長するわけですが、どうして全て6角形なのかは、未だに謎なのだそうです。こんなに身近な存在がどうして謎なのか、不思議ですね。
そこで今回、自然界にある6角形を探してみました。先ずは「ハチの巣」、そして「亀の甲羅」、「水晶」も6角形です。6角形ではないけれども、時間の単位は6の倍数。カレンダーで目にする先勝・友引・先負・仏滅・大安・赤口は六曜と言います。こうしたことから、<6>とういう数字は自然の摂理を表しているのではないか、と思ったりするのです。
この6という数字、中国では縁起が良いとされているのに、西洋では縁起の悪い数字になっているのも面白いところです。ちなみにですが、「ろくでないし」のろくは平らな地平線と言う意味で、平らでないー性格が曲がっているーまともでない人に使うもので、数字の6とは関係ありません。