生卵を割った時、黄身の脇に白い筋のような物がへばりついています。ご覧になったことありますよね。これは「カラザ」と言って、黄身を殻の中央につなぎ止め、衝撃から黄身を守る役目をしているのだそうです。ところが私は何を勘違いしていたのか、この白い物を、ヒヨコになれなかった残骸と思いこんでいたのです。つい先日、妻から指摘されるまで何十年もです。
調べてみたところ、このカラザにはシアル酸が含まれていて、シアル酸には抗がん作用のある成分が含まれているというではありませんか。栄養価のあるものだったのです。ところが私は、気味が悪いので丁寧に全部取り除いてから食べていたのです。なんと勿体ないことをしていたのでしょう。
これなどは私1人の勘違いで、実にたわいのないものですが、兵庫県の知事選となるとそうも言ってはいられません。連日「おねだり知事」「パワハラ知事」とマスメディアで報道されると、それが全てであるかのように勘違いしてしまいます。他の事実があったことをユーチューブで知り、勘違いに気付かされたという人の何と多かったことか。昨今は様々な情報が飛び交い、何を判断材料にしていいか戸惑ってしまいます。身近な人と時々チェックし合う、これ必要だと思います。
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