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元気UPブログ

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「かなしみ」という詩から

2025年05月08日 | 日記
 100分で名著、今回のテーマは詩人の谷川俊太郎です。私が詩を読んで感傷的になっていたのは二十歳前後で、その後サッパリ詩を読むことはなくなっていました。谷川俊太郎の詩も読んだことはなかったのですが、名前だけは知っていたものですから、取あえず1回目だけでも見てみようと思ったわけです。

 解説を聞いていて、私がどうして詩を読まなくなったのか、その理由が分かりました。詩は立ち止まりながらゆっくり読むもので、先を急いで読まない方が良いですよ、とのことでした。就職して忙(せわ)しなく生活している内に、次第に詩と疎遠になっていったようです。この時一番印象に残ったことは、かなしみは普通は悲しみや哀しみと漢字で書きますが、(美しみ)や(愛しみ)と書いてもかなしみと読ませるそうです。
 
 そして「かなしみ」という感情こそ、もっとも美しい、根本的な感情であるようです。確かに、愛情を感じていない対象に対しては、かなしいという感情は起きませんものね。反対に、かなしいという感情が起きれば、他人を害したりすることは出来なくなるはずです。今はテレビを見ながらうたた寝をするほど、時間はゆっくり流れています。詩を読むのに、今は適齢期なのかもしれません。お気に入りの詩集を探す、これからやってみたいことの1つに加えようと思います。
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