私の偏見かもしれませんが、特に田舎の場合、長男と次男、長男と長女という関係で比較すると、長男にかける手間暇のウエイトの方が大きい気がするのです。これは両親だけではなく、祖父母にも言える傾向ではないかと思います。手間暇かけてもらえなかった方は、どうしたって自己肯定感が低くなります。この自己肯定感、子どもの成長には必要不可欠な要素です。
私には高1の孫と中1の孫がいますが、高1の孫は飛行機で旅行に連れて行ったのに、中1の方はまだ飛行機にも乗せていません。一事が万事、そういうことの積み重ねがわだかまりとならないか、ずっと気にかけていました。そこで今年の夏休み、コロナの第7波は心配でしたが、思い切って北海道に行くことにしました。


1泊2日の超短期滞在でしたが、上の孫と下の孫にかけた手間暇の不均衡が、少しは解消されたのかなという気がしています。その日の小樽は25℃で少し肌寒さを感じましたが、運河沿いにある赤レンガ上の空はまだまだ夏空でした。
小樽と言えばガラス工芸、孫と連れ立ってあちこちのお店を見て回り、同じアロマキャンドルのろうそく立てを気に入ったので、色違いをそれぞれお土産にして帰路につきました。