元気UPブログ

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「雪国」を観て

2022年04月25日 | 日記
 川端康成原作の雪国が放映されました。小説を読んだのは50年以上前なので、
「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。」という書き出しを覚えてい
るくらいで、ストーリーのほとんどは忘れていました。

 そのせいか、雪国ってこんなストーリーだったのかと、却って新鮮な気持ち
で観ることが出来ました。主人公役の高橋一生は相変わらずでしたが、駒子役
の奈緒は印象的で、特に何度か繰り返された、「何となく好きで、その時は好
きだとも言わなかった人の方が、いつまでも懐かしいのね、忘れないのね」と
いう台詞は印象に残りました。

 何でもあけすけにハッキリ主張する現代の風潮の中で、駒子のような情緒的
な感性は、すっかり忘れ去られてしまったのでしょうか。『瀬を早み 岩にせ
かるる滝川の われても末に 逢わんとぞ思う』いう和歌があります。岩にせ
きとめられた川の流れがまた一つになるように、好きな人と別れてもまた逢い
たい、というような意味で、あけすけに言うより余程心に響きます。

 もう一度駒子の心に触れたいので、「雪国」を読み返してみようと思います。



 



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