今年もお盆の時期になりました。近所に初盆の家があると、隣近所が連れ立ってお線香を上げに行きます。こうした何十年と変わらずに続く風習も残っていますが、冠婚葬祭の形は随分と様変わりしたようです。その原因は、未婚率の増加とコロナにあるのではないかと考えています。
以前は、長男の結婚式や第一子が生まれた時には、隣近所もお祝いの席に参列したものです。ところが近年、未婚者は珍しくなくなり、結婚式や誕生祝に招待されることもなくなりました。最後に結婚式に呼ばれたのは20数年前にさかのぼります。未婚率の増加が冠婚の風習を変えたというのは、何とも喜べない話です。
コロナのお蔭で、葬式も祭りも規模が縮小しました。ただ祭の方は、縮小したまま続けようという改革派と、以前の規模に戻そうとする守旧派の綱引きがあったようです。今年は守旧派に軍配が上がりましたが、守旧派の方に口数の多い人が揃っていたことが勝敗を分けたようです。政治の世界でもそうですが、守旧派と言われる人達は、土俵際の粘り腰が強く、容易に土俵を割ってはくれないのです。
以前は、長男の結婚式や第一子が生まれた時には、隣近所もお祝いの席に参列したものです。ところが近年、未婚者は珍しくなくなり、結婚式や誕生祝に招待されることもなくなりました。最後に結婚式に呼ばれたのは20数年前にさかのぼります。未婚率の増加が冠婚の風習を変えたというのは、何とも喜べない話です。
コロナのお蔭で、葬式も祭りも規模が縮小しました。ただ祭の方は、縮小したまま続けようという改革派と、以前の規模に戻そうとする守旧派の綱引きがあったようです。今年は守旧派に軍配が上がりましたが、守旧派の方に口数の多い人が揃っていたことが勝敗を分けたようです。政治の世界でもそうですが、守旧派と言われる人達は、土俵際の粘り腰が強く、容易に土俵を割ってはくれないのです。