BLOWING WIND・風のふくまま

風の吹くまま気まぐれな日々     
  明日も良い日になりますように。

今年見た映画の整理・まとめ

2014-12-31 15:07:04 | 映画
今年見た映画の整理

1月~6月
http://blog.goo.ne.jp/genkioyaji0291/e/68c72cbbe30e479791c5f7356cdb3918


7月・8月
http://blog.goo.ne.jp/genkioyaji0291/e/966aa599c72008881c22f62609976556


9月~12月
http://blog.goo.ne.jp/genkioyaji0291/e/b756d9dd27fa4df57c8f7d50c0447e3b


◎今年のマイベスト・ムービー☆☆☆☆★


『ダラス・バイヤーズ・クラブ』
 

☆☆☆☆★

アカデミー主演男優賞、助演男優賞、受賞作品
マシュー・マコノヒー、ジャレッド・レトのそれぞれの賞にふさわしい体を張ったここまでやるかという役作りに感嘆する。
HIV感染者で余命30日を宣言されながら、製薬会社と病院、薬剤を認可する役所などを相手に、感染者ならではの立場から果敢に立ち向かうのが小気味よい。これも実話を元にしているから説得力が違う。



◎「チョコレート・ドーナッツ」 シネスイッチ
http://goo.gl/Yo3ipg


☆☆☆☆★

1970年代アメリカの実話を基に、母親に見捨てられたダウン症の少年と一緒に暮らすため、司法や周囲の偏見と闘うゲイカップルの姿を描いた人間ドラマ。ゲイであるがゆえに法の壁に阻まれる苦悩を、アラン・カミングと、ギャレット・ディラハントが熱演する。
少年の最後に涙せざるを得ない。


○「6才の僕が大人になるまで」シャンテシネ
http://6sainoboku.jp/


☆☆☆☆★

6歳の少年とその家族の12年にわたる軌跡をつづった人間ドラマ。主人公を演じた新星エラー・コルトレーンをはじめ、主要人物4人を同じ俳優が12年間演じ、それぞれの変遷の歴史を映し出す。主人公の母をパトリシア・アークエット、母と離婚しアラスカに行ってしまった父をイーサン・ホークが熱演。お互いに変化や成長を遂げた家族の喜怒哀楽を刻み付けた壮大な歴史に息をのむ。

リチャード・リンクレイター監督は『ビフォア』シリーズでも同じ登場人物で9年毎に3作品を作っているので、この様な設定が好きなのだろうが、12年かけて1作品を作る気の長さと熱意に敬意を表する。

日本で言えば「北の国から」で登場人物が何年も同じ役を演じる物語りを見ているが、同様な設定と言える。


◎切ない映画

『鑑定士と顔のない依頼人』 TOHOシネマズシャンテ



☆☆☆☆★

『ニュー・シネマ・パラダイス』の名匠ジュゼッペ・トルナトーレ監督と、音楽のエンニオ・モリコーネの作品。
面白くない訳が無いのだが、最後はオヤジにとっては切ない思いだった。


『エヴァの告白』 TOHOシャンテシネ


☆☆☆★★
マリオン・コティヤールはどんな役を演じても本当に上手い、屈折した感じの男を演じたらホアキン・フェニックスは最高の役者だ。

ホアキン・フェニックスがエヴァに片思いするも捻れた表現しかできない切ない恋を演じきっている。


◎「her」 ヒューマントラスト
http://goo.gl/U7ECJz


☆☆☆★★

工知能型OSの声に惹(ひ)かれる主人公と、生身の女性よりも魅力的なシステムとの恋のてん末を描く。ホアキン・フェニックスが主演、彼が恋心を抱く声の主をスカーレット・ヨハンソンが好演。

コンピューターのOSで作られた人格の声に切ない恋をするホアキン・フェニックスが上手い。

自分のPC・スマートフォンに入っている全ての情報やインターネットの履歴を解析して主人公の性格・趣味嗜好に合わせた人格を持った人工智能の音声なら惚れてしまうのも無理ないかも。


 『メイジーの瞳』 シャンテ・シネ



☆☆☆★★

両親の勝手な事情で振り回されるメイジー、帰りたいお家はどこにあるのか・・・



◎役者で魅せる映画


 『アメリカン・ハッスル』 川崎TOHOシネマズ



☆☆☆★★

FBIの囮り捜査に巻き込まれる詐欺師クリスチャン・ベイル、体重を20kg増やし頭髪を抜いてハゲ頭で役作りしたという、エイミー・アダムスやジェニファー・ローレンスなどアクの強い役者が揃って見応えがある。


 『ウルフ・オブ・ウオールストリート』 ピカデリー



☆☆☆★★

今やこの様なアクの強い役が似合う役者になったディカプリオがアクの強さを全開させて、今後益々楽しみな役者になりました。



◎「誰よりも狙われた男」 シャンテ
http://goo.gl/HQM8gE


☆☆☆★★

2014年2月に急逝したフィリップ・シーモア・ホフマン最後の主演作となった、ジョン・ル・カレの小説を実写化したスパイサスペンス。ドイツのハンブルクを舞台に、対テロ諜報(ちょうほう)チームを率いる男がテロリストの資金源となっている者の正体をつかんでいく。

出てくるだけで画面が引き締まるフィリップ・シーモア・ホフマン貫禄の演技だ。


○「シェフ」 機内映画
http://chef-movie.jp/


☆☆☆★★

「アイアンマン」シリーズのジョン・ファブローが製作・監督・脚本・主演の4役を務め、フードトラックの移動販売をはじめた一流レストランの元総料理長のアメリカ横断の旅を描いたハートフルコメディ。

ジョン・ファブローが製作・監督・脚本・主演の4役を務めた作品、よほど作りたかった映画なのだろう、シェフの鮮やかな包丁さばきなど手元の演技まで役になりきり楽しそうに演じてました。




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