弁護士太田宏美の公式ブログ

正しい裁判を得るために

橋下市長、大飯原発、安全宣言おかしい、について

2012年04月25日 | 福島原発 東日本震災

橋下市長が官房長官との会談後、
「科学者による安全性のチェックもないまま、政治家が安全宣言をしたことは
絶対におかしい。国家運営の重大な危機だ」とのべたということです。

そのとおりです。

特に民主党、自分たちの都合で、昨日危険でも、今日は安全になるのです。
実態は何もかわらず、言葉を変えるだけですべてが変わるのです。
マジシャンのようなものです。
でも実際はマジシャンじゃなく、言葉でごまかしているだけです。

橋下市長のことを独裁云々と批判する人がいますが、
民主党はもっと独裁です。
裸でも、着物を着ているといえば、着物をきていることになるのです。

みんなが注目している橋下市長です。

もっともっと発言して、国民を覚醒してください。

 


雑感

2012年04月24日 | 日記

日本政府はミャンマーに対する3000億円の債権放棄をしたということですが、
現地では、まだまだ民主化はこれからのようです。

スー・チーさんの軟禁がとけ、スー・チーさんを党首とする政党が
一度に43人も当選を果たしましたが、
活動が軌道にのるまでには、まだまだ紆余曲折がありそうです。

さしあたりは国会での宣誓文言をめぐって登院を見送ったようです。
憲法を「護持する」との文言を「敬意を払う」に変更するよう求めたということです。

原文をみると、 "protect" the constitution というのを
 "abide by" the constitution に変更したいということのようです。
我々の感覚からいうと、したがうという趣旨の"abide by"の方が自然です。
やはり、軍政の影響があるのですね。
とすると、スー・チーさんが拘るのはもっともです。

一見細かく見えるような事柄ですが、深い意味があるのです
(スー・チーさんは憲法を改正したい)。
制度を180度変えようとするのですから、これからが大変なようです。
ですが、こういう基本的なところは、一つ一つ、問題提起をすることから
やはり始める必要があると思います。

話がそれますが、語彙力が貧弱で恥ずかしいのですが、 "abide by" というのは
シリア政府に対してアナン特使が休戦の仲介をしたときに
abide by truce という言い方をしていましたね。

さらに話がそれますが、英単語はなかなか覚えません。
その他、ちょっとしたことをメモっても、そのままになってしまいます。
最近、アイフォンの瞬間日記に、メモってみました。
人間の記憶は時系列がおぼえやすいと思うのです。
ということで、電車の中で、ちょっとみるのにいいようです。
記憶というのは、ちょこちょこみることで、脳に刻み込まれると思うのです。
ということで、アイフォンは、ますます手放せなくなりました。

とりとめのないお話になってしまいました。


東日本大震災の津波で流れたサッカーボール、アラスカ沖に到着

2012年04月23日 | 福島原発 東日本震災

このところ、週末はお天気、崩れ気味です。
というわけでもありませんが、近所にお買い物の他は家に閉じこもって
いました。
が、どういうわけか、それなりに充実していました。

私はやはり海外で今、何が起こっているのかに関心があります。
海外事情など関係ないという思いもありますが、
たとえば、新聞では、海外の事情を要領よく説明してくれていますが、
やはり、日々現地の情報を追っている者からみると、
ちょっと違うという感じがします。
やはり、記者さんの主観が入っているからです。

実際、関係ないことはないと思います。
グローバル化が言われるようになり、随分になります。
世界はひとつです。
世界のことを知らないでは、井の中の蛙になってしまいます。
今の日本の政治がそうです。
いかにおかしいか気がつかないのです。

昨年の津波で流れ出たサーカーボールがこの4月19日にアラスカ沖の
ミドルトン島に到達したようです。
おそらく、海に流れた放射性物質も一緒の可能性があります。
こういうニュースに接すると、やはり、世界はひとつとの思いを実感します。
どこで、いつどう繋がるかはわかりませんが、兎に角繋がっています。
だからこそ、世界に目を向ける必要があると思うのです。

これが、アラスカで拾われたボールです。

      

なんか不思議な感じがしますね。

これからも世界に目を向けていくつもりです。 
        

今日は、ちょっといたずら書きをしてみました。
折角、買ったアプリを使ってみました。全く意味のないDOODLEです。
ですが、紙に書いたものと違って、意味ありげに見えませんか。
自己満足かな??? ですよね!
日曜日ですもの。 この程度のお遊びは許されるでしょ!!!

 


米、フロリダガンマン、ジョージ・ジマーマン保釈(続き)

2012年04月22日 | 海外法律、トレビア

昨日の続きです。
結局、証人として、妻、両親、そして宣誓供述書の署名人の
一人の捜査官です。
そして驚いたことに本人自身が証言台に立ったことです。
アメリカでは被告人は必ずしも証言するとは限らないと聞いていましたし、
ましてや保釈申請の段階です。
ただ、第一声を聞いて、真意がわかりましたが・・・
傍聴に来ていた被害者の親に謝罪したのです。
これで心証をよくする狙いがあったと思います。
正当防衛による無罪の主張ですから、結果として起こった死亡について
申し訳ないと謝罪することはとても簡単なことです。

本物の保釈審理をみるのは初めてですので、本当のことは私自身わかりません。
ただ、判事によると、第二級殺人でも、保釈審理は珍しいことではないということです。
しかし、このケースの場合は、いろいろと複雑な事情があります。

なお、結論をいうと、保釈は認められました。保釈金は15万ドル(検察の希望は
100万ドル)、居場所を知らせるGPSの足かせや、定期的な警察に出頭、門限など
の条件は当然ありますが、所在については秘密にするということで、おそらく
州外ではないかということです。
こういう、細かな取り決めが必要と言うことで、即、釈放というわけではありませんでした。

このような障害にもかかわらず、弁護人が保釈申請をしたのは、実際の
裁判のことも考えたのかもしれないと思います。
また、保釈が認められたのも、あるいは、この地域の特殊事情があるのかもしれない
などと考えました。

いずれにしても、アメリカは人種問題に敏感ですし、銃で自らを守るという自衛の
考えなど、我々日本人にはわからないことがあります。
ただ、事件としては、法律問題など難しいことはないので、こういうアメリカに
独特のことについて知るチャンスにはなりますし、
また、こうして、手続きの一切がTVで公開されているので、
いい勉強にはなります。

今回、わかったことですが、被告人の両親及び妻の証言は、電話(PHONE LINK)
のよるものでした。
ビデオ・リンクというのは、珍しいことではありませんが、
電話では顔もみえないし、そばに誰かがいてもわからないので、
ちょっと意外でした。

時間が許せば、フォローしていきたいと思います。

それにしても、今、ノルウエーでは昨年の夏、ウトヤ島で合宿研修中の約70人の
子供を集団銃殺した事件の裁判が進行中です。
争点は、INSANE かどうかです。
ある種確信犯なのですが、あまりにも異常な行動ですから、精神的に問題があるのでは
ということです。
このフロリダ・ガンマンも怪しいといういうだけで後を付けて行って
結局殺すことになったのですが、自衛のためとはいうものの、ちょっと理解しがたい
ところがあります。

インターネットを通して世界中が繋がり、映像を通して、同時進行的に出来事を
みることができるようになりました。世界は混とんとしていて、
一部の国や人間が到底コントロールなどできそうもありません。
それでも、この地球上で人類が共存していくためには、知恵を働かせ、
常に、生存するための道を模索していくしかないのかもしれません。

人間は生きるために生きている、生きているから生きている動物なんだと実感します。

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今日はシャクナゲです。
日比谷公園外の街路です。
私は、一時期、狭い庭ですが、自宅に好きな庭木を植えて楽しんでいました。
その一つはシャクナゲです。
なんということもない色合いですが、それほど野暮ったくもなく、とても
ナチュラルな感じが気にいっていました。
ちょっと昔を懐かしく思い出しました。

 


米、フロリダ州、、ジョージ・ジマーマン保釈審理

2012年04月21日 | 海外法律、トレビア

14日に紹介した殺人事件の、ジョージ・ジマーマン容疑者は保釈の請求を
しないのかと思っていましたが、保釈申請をし20日審理が行われています。

初めて実際の審理の状況をインターネットで見ています。
全部、公開されるのですね。

普通の裁判のような感じで進行しています。
弁護側、検察側が証人の尋問をしています。
奥さん、お父さんがさしあたり証言しています。

弁護人ですら、そのまま保釈されれば身の危険があるかもと主張して
いるのですが、どうなるのでしょうか。

まだ、進行中です。

結果は、またお知らせします。