弁護士太田宏美の公式ブログ

正しい裁判を得るために

終活事情、旅立つ衣自分で選ぶ

2012年10月07日 | 日記

いろいろな活動があることは知っていましたが、終活というのは
初めて聞きました。日経の夕刊に載っていました。

そこでは、死に装束も自分で選ぶとか、ファッションショーもあるとか・・

ちょっと考えてしまいます。

実は、この8月、母を亡くしました。
初めて死に立ち会いました。元気になって退院してくると思っていました。
まさか、死ぬなどと考えてはいませんでした。

さて、死に装束ですが、病院のベッドで死んだわけですが、
スタッフから衣装はどうしますかと聞かれました。
まさかのことですから用意などしていません。
説明を聞くと、もし着替えをするなら、硬直する前でなければいけないということでした。
たまたま取りに帰れる距離でしたので、
母のお気に入りの着物を着せることができました。

硬直した場合は着物を掛けるしかないわけです。

母は旅立ちに必要な草鞋などの小物は用意していたようですが、
それがわかったのは葬儀一切を終えて一段落してからでした。

何でもそうでしょうが、死は予期せずに訪れます。
しかも死の場合はそのときは本人はもう意思を伝えることはできないのです。

どこまで準備をすればいいのか、ちょっと考えてしまいます。


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