今日の朝刊に、
山本淳子著『枕草子のたくらみ』という
本の広告が載っていました。
『枕草子』を有志の方々と読んでいるので、
これは是非読みたいと思いました。
近くの書店にはありませんでしたので、
横浜駅西口の有隣堂まで出かけました。
そこにはありました。
『枕草子』は、中学、高校の国語の教科書に
載っていますから、誰でも知っている古典です。
さらりと読んでしまうと、それまでですか、
平安時代の摂関政治の中の権力争いを
知らなければ読み解けない古典です。
著者は、清少納言が『枕草子』を書いたのは、
不遇の中宮定子のために書き、
定子が亡くなってからも、
その魂が鎮められるように、
皆が定子を忘れぬように書いたといいます。
本書は、朝日カルチャーセンターの
津島知明先生のお考えと
同じ見方をしていることが判りました。
これから、楽しみながらじっくりと
読ませていただきます。