ジェンダーからみるカンボジア

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大豆の仲介人は女性にまかせて!

2009年01月28日 | 女性の自立
コンポンチャム州のチャムカールーで盛んな大豆栽培。農協などがまだないので、大豆の販売は仲介人に依存しています。

農家を回って大豆を買い付けているのは、元気な女性たち。


右端が社長夫人で大豆買い付け仲介人の取りまとめ役、ホイ・ティエンさん。

ティエンさんは、現在約20人の女性仲介人を雇用しています。
「女性の方が、交渉するのが上手だから。市場での販売も女性がやったほうが儲けがいい」とのこと。


右端にいる人は、大豆の質をチェックしている区議会の委員。


出荷中に大豆がいたまないように、天日干しします。男性もできる仕事ですが、この店では女性の仕事でした。




     ↑大豆出荷用の袋の中身をチェックする器具。


大豆の大量出荷は、カンボジアには販売先がないそうです。タイやベトナムに輸出していますが、昨年からタイとの国境紛争があって、現在はベトナムへの輸出が主流。そのせいで、昨年と比較して大豆の値段が半値ちかくまで値下がりしているそうです。家計を任されている女性たちにとては、売り控えている大量の大豆の行方が心配な様子です。






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