ジェンダーからみるカンボジア

カンボジア社会について、ジェンダー視点から色々な情報をお届けします。

ソウルに無事到着

2015年11月22日 | 2015ソウル滞在

 

カンボジアをまた離れて思うのは、移動が多いほど、いろんなことの集中度が高まってること・・・・日記代わりにしているブログに、毎日のことをとてもとても書ききれないくらい、大量のことを次々こなしてるかんじ。

↓教授会、81歳の学長は1時間以上教員に訓示

↓女性に対する暴力撲滅のWHOメソッド調査お披露目会、

 

↓久しぶりに再会、チャンセレイ長官と

待ちにに待った調査の結果がやっと公表になった。これで、女性に対する暴力の取り組みに、統計がもっと活用されることにつながる。

↓「生きてた!?」って言われてしまった、長年鞄持ちしてたシデフィン長官、フーサミット長官

 

女性に対する暴力の調査結果は、予想通りだけだっただけでなく、かなり詳細にデーターがとれてて上出来。家庭内暴力のある家庭で育った子どもは、そうでない家庭の子の2倍の割合で学業に支障がでてる(留年とか退学とか)。

↓連れてったアシスンタントと学生、漫才コンビみたい

 

学生たちの感想は、「偉い人ばっかり、女性ばっかりスピーチしてて、みんな同じこと言ってたーーーフンセン首相が素晴らしいっていうことと、いろんな戦略があるっていうことだけ話してた」

↓子どもたちを散髪にも連れてく

 

↓あばれまくった子ども、初めての散髪

 

携帯に学生がYOUTUBEをセットしてくれたので、新幹線をみてもらって我慢してもらったのである。

↓プールでも日焼けしてもらう

 

なんだか、なにやってるのかよくわからない毎日だった・・・・走り回って飲んでただけの気が・・・ 

母は寒いソウルで、さっそく電車にのってホテルへ。

 

初めて一緒に海外出張する国家女性評議会の代表、長年の友達で、今回は1週間ずーっといっしょ。本来は役所では若手ホープで唯一のオトコと出張の予定だったので、ちょっとこまったなと思ってたら、その人は大臣の判断でドイツに行くことになったのだ。政府の人ってほんとに世界中とびまわってて、いつカンボジアで仕事しているんだろう?って思ってしまう。

今回いっしょの彼女は、数年前に子どもを産んだ後に参加したとある政府間ハイレベル会合で同じテーブルになった時以来、とっても仲良くなった。その時の会話は、

とある要人;お子さん元気?おおきくなった?そういえば、あなたの夫はどこにいるの?

わたし;わたし、シングルマザーなんです

とある要人;WHY?

評議会代表(当時はただの局長);WHY NOT? That's empowerment of women!

と、横から叫んで、その場が大笑いになったのだ。

↓日曜の明洞、ごったがえしてる

彼女は、ほんとにいろいろ悩んで、でも結局今の要職に就任することを引き受けた。女性が自分の能力を自分で判断して将来の人生設計をして、巨大な権力を持たざるを得ない要職に登るっていうのは、とても難しいんだなって思った。最近もいっしょに仕事したけれど、一緒にいても仕事の話はあまりしなくて、仕事に関係するけれど直結してはいない話をいろいろ共有したり意見交換できるからうれしい。韓国で修士をとって、世界中とびまわってて世界観も広いので、尊敬できる女性。一週間いっしょにいて、カンボジアの将来の方向性について影響を持つ女性といろいろ話せるからうれしい。そういえば、カンボジアの女性指導者のインタビューをとって本にまとめたいっていう夢もあって、来年にはぜひ本を書きたいな。

 ↓学生にギャルの鉛筆とか買ってきてと頼まれ・・・・

 

韓国、しっかり勉強して、食事も楽しもう。