ジェンダーからみるカンボジア

カンボジア社会について、ジェンダー視点から色々な情報をお届けします。

早朝の団欒場

2015年11月09日 | 蘇州2015

 

カンボジアにもある、朝になると老人が集まってくる安食堂。そういう店があるらしいので、散歩がてらに行ってみた。涼しい気候のせいもあって、すっかり寝坊したので、店についたのは7時半ごろ・・・・すでにかなり混雑してた。

↓ぞろぞろ人がはいっていくので、すぐわかる店

まずは食券を買って、そのあとラーメンをとりにいくシステムらしい。

↓白湯と紅湯で受取カウンターがわかれてる

鍋をもってきて、二人分買って帰った老人もいたのである・・・きっと妻がまってるんだろうな。

↓中国語ばかりなのでわからないんだけれど、セットにするとこういうのもついてくるのかもしれない

↓苦労して注文した麺、揚げ肉に最初はがっかりしたけれど、超美味しい!!

要は、麺と、麺の付け合わせを注文するというシステムで、そんなのわかんない・・・・わたしは紅面と五香肉拝だかを頼んでみた。セットで19元、400円くらいかな。

この店は、圧倒的に男性の一人客が多くて、女性のグループが多かった店(といっても高齢者ばかり・・・・)。ちょうど、マスキュリニティについて書いていたところで、周囲の男性の顔をちらちら見ながら、マスキュリニティについて考察・・・・それにしても、今回は多分同僚に翻訳を頼むので、わたしが主張していることを理解してもらえるように書かないとダメだっていうプレッシャーがあって、なかなかむつかしいのであるが、勉強になるプロセスと理解したほうがいいかもしれない。

 

As Connel points out in “Masculinities” (2000), not all men benefit from the institutions of patriarchy and that some forms of masculinity are culturally elevated above others in certain times and places (for details, see Reference, Cleaver, John, Men and Masculinities, pp. 1-27). What Connel names as “hegemonic masculinity”, meaning what ‘real men’ should be like, greatly influence mindsets of boys and men and that contributes to shape gender relationship. Also, what is called “harmful masculinities” can negatively influence gender relationship. Rigid and strong ideas about ‘real men’ or how men should act and behave can establish unequal power relationship between men and women. For example, the pressure over boys and men to be ‘real men’ can lead to those who ‘fail’ to conform such hegemonic masculinity to use violence against women as a manifestation of such masculinity, or to depend on substance abuse, or to isolate themselves in family. 

 

自分が二人の息子の母だからだろうけれど、マスキュリニティについては特に関心がある。中国でみるへにゃへにゃの若い父親たち(娘に甘えまくってる)を横目に、文革を生き抜いた老人たちも観察しながら、マスキュリニティを考えるのである。