ジェンダーからみるカンボジア

カンボジア社会について、ジェンダー視点から色々な情報をお届けします。

保育園デビューの子ども

2013年07月24日 | カンボジアの外で感じたこと

 

カンボジアで、子どもにサマースクールに通ってもらう予定が、いろいろあってできなかったんだけれど、今回、タイで5日間保育園に通うことに。急きょ上の子もつれての出張になったので不安だったのだけれど、シェルターでの会合だからなんとかなるだろうと思ったら、その通りで、「お子様連れは、何人でも全く心配不要」という回答が主催者からきたのである。

↓地域会合の開催地は、女性のためのシェルターのある10ヘクタールの敷地

女性のためのシェルターには、多くの女性が子どもを連れてにげてくるから、たいて子どものための設備もそろってる。

このシェルターは、被害にあって逃げてる女性の子どもだけじゃなくって、養子縁組の準備をしている子どもも受け入れているそうな。

うちの下の子が入れる乳児のための受け入れ場所と、上の子が入れる保育園があって、1歳未満の子は20名、保育園には30名くらいいるそう。下の子はまだ母乳育児してるし20名も子どもがいるところで病気になったら困るかな・・・とか思って、上の子だけ保育園にはいってもらう。

↓いろんな遊び道具がある

↓建物の中では、ビデオを見ながら子どもたちがタイダンスの練習中

会合場所からわたしたちを保育所に案内してくれた女性、うちの子どもたちにすっかり好かれて、下の子とも一緒にあそんでくれたんので保母さんかなんと思っていたんだけれど、あとで知ったことには役所の局長さんだった・・・・・・えらい人はすごい。

↓わたしも遊びたーい☆

↓子どもは、母のことなど忘れて遊び始める

↓広い敷地なので、先生たちと散歩してるのに、たまたま遭遇

子どもの保育園デビュー、タイ語だし知らない子ばっかりだし、不安だったのだけれど、丸一日楽しんだ様子。まあ、先生たちも、被害者女性の子どもを含め、いろんな複雑な家庭の子どもを引き受けているので、想像できないくらい修羅場をくぐってるすごいベテランなんだろうなあ。まあ、わたしも大学で一度の200人くらい相手してるんだし、親としては心配だろうけれど、教員から見ると、多少ばらつきはあるとはいっても、極端に優秀なのとやる気のないの学生を除くと、あとはたいてい真ん中でみんなでなんとかやってるのである。

↓夕方、お迎えに行って一緒に部屋にもどる

大丈夫かなって心配したのは母だけで、子どもは楽しんだのである。ま、夕方迎えに言ったら、洋服がかわってたのと(鞄に入れて持って行ったんだけれど、わたしの説明が先生に通じなかったみたい・・・・)、おむつさせられたのがちょっとあれれ?だったのであった。そうだよな、おむつは子どものためではなくって、大人のためにあるんだよなあ。