愛媛の温州みかんを頂いた

大磯から愛媛の温州みかんが送られてきた。
昨年までは義母へ直接送られていたものだ。
義母は若い頃、この家でお手伝をしていたという。
その頃の娘さんから送られてくる。
戦前は貧富の差は大きく、田舎の娘さんの行儀見習いは
東京の実業家等お金持ちのお手伝いが人気だったようで
お金持ちの屋敷には数人のお手伝いがいるのが
当然の世の中だったようだ。
当時から６０～７０年も過ぎ去っているのに
今もお付き合いしているのは驚異だ。
私の家のデザートはこの時期、特産の梨だが、
今日は初物のミカンをいただいた。
この時期だから酸っぱいと思っていたが実に柔らかく甘い。
孫たちが２・３日前、美味しいと云っていたのは嘘ではなかった。
ご馳走様でした。
我が家の祖母も神田神保町で助産所を経営していたころ、助産補助婦の他
台所専門のお手伝いさんがいたと聞いたことがある。
職業柄必要だったからで、お金持ちのような余裕はなかったろうから
待遇は段違いだったろうが。
この時代、お手伝いさんがいるお金持ちは聞いたことがない。
日本は全員、中産階級なのだ。