日刊イオ

月刊イオがおくる日刊編集後記

関西出張に行ってきました。

2011-06-27 09:08:35 | (里)のブログ
約1週間、関西に出張に行ってきました。
この間、取材以外にも、友だちや先輩、そしていつもブログにコメントをくださるオンニョ先生などにお会いでき、
楽しく有意義な時間をすごすことができました。



出張中、いくつか印象に残ったことがあります。

一つはかわいいウリハッキョの子供たちを見て思ったこと。
取材で東大阪朝鮮初級学校に行ったんですが、そこの幼稚園児たち(3歳くらい?)がスキップの練習をしていたんです。
一人ひとり、リズムに合わせてスキップをしていくんですが、驚くことにほとんどの子ができていない(笑)。
「幼い頃は、なんでも全部こうして教わったんだな~」と、一人で感慨深くなっていました。
それに加え、ウリ幼稚園では朝鮮語や朝鮮の歌も教えてくれるので、
子供たちが元気にウリマルを喋っていて、それが本当にかわいらしく、見ているこっちがずっと笑顔になってしまいました。

写真を撮っていて一番楽しいのは、子供を撮る時かな、なんて最近考えます。
何枚も何枚も写真を撮っている中、初級部生たちが私につけたあだ名は「戦場カメラマンの妹」でした。
「戦場カメラマンの妻」と呼んできた子も。
この前、編集長も言っていましたが、一眼レフを持っていれば何かと戦場カメラマンに関連づけられてしまうようです。



もう一つ印象に残ったのは、大阪には車が一方通行の大通りが結構あるということ。
5車線あって、それが全部一方通行なんです。
大阪の友人は、「御堂筋とか、~筋ってつく通りは一方通行やねん。タクシー拾うのにも、頭使うんやで」と語っていました。



あとは、東京とは違う「関西の文化」を感じました。
私は東京人ですが、関西にくるとなんだかいろいろと緊張がほぐれます。
関西の人がフレンドリー、というのもありますが、なんというか、いろんな意見を言うことが許容されている雰囲気があると思うんです。
受け入れる「キャパ」の広さというか・・・。
関西には「ちちんぷいぷい」というテレビ番組がありますが、そこで脳科学者の茂木健一郎さんが、
「東京の某社では常にカンペ通りの発言を求められるが、関西の番組では言いたいことを言わせてもらえる」と言っていたのが、今回印象深かったです。
東京から来て大阪に滞在していた私は、「わかるわかる!」と納得していました。
(彼はその番組で、東日本大震災前には外国人献金問題の報道がバンバンされていたのに、震災後一切なくなったことをあげ、
『日本はいざという時には、必要なものとそうでないものを区別できるということがわかった』などと話していました。外国人献金問題が大げさに取り沙汰されることに対し、彼は否定的な意見ものべていました。)
関西にくるとまず、「言葉(関西弁)のシャワー」を浴びせられると同時に、
東京にいる時は感じられない独特の世界観を感じられると思います。
「関西の文化」について、誰かと語り合ってみたいものです。(里)
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