芸北日記

芸北オークガーデンや近隣の情報・出来事を紹介しています。

お家の主は『ブッポウソウ』

2014年04月14日 | 芸北日記
・・・よく晴れています

綺麗な青空が広がっている芸北です。
穏やかな暖かさが身にしみます。

昨日小雨降る中取り付けられた『巣箱』達。
話を聞いていると、ある目的の為につけられていた事が分かりました。
それが『ブッポウソウ』の保護です。
ブッポウソウとは、以前は芸北にもよく訪れていた渡り鳥の一種なのですが、最近では絶滅危惧種に指定されています
その為、広島県や岡山県、長野県では、巣箱による保護が行われ、個体数が少しずつ増加してるそうです。
今回もその一環の活動で、オークの周囲に巣箱が取り付けられていたのです。
これから先、この巣箱の周辺でブッポウソウの姿が多く見られるようになれば良いのですが・・・・・・・以前取り付けた巣箱の中には、雀が住み着いた物もあるのだとか。
確かに表札にブッポウソウと書かれている訳でもなく、雀にも住む権利はありますもの、仕方ないですね。
そんなブッポウソウですが、実は名前にちょっと面白い逸話が有ります。
ブッ・ポウ・ソウ”という鳴き声から名前をつけられていた筈なのに、実際に出てくる鳴き声は「ゲッゲッゲッ」という物。
・・・・・・・・どういう事?
と、長い間この鳴き声については不明なままでした。
しかし後に“ブッポウソウ”と鳴いていたのは「コノハズク」という鳥だった事が分かり、完全なる鳥間違えだった事が判明したのです。(ウィキ先生参照)
他の鳥の鳴き声の名前をつけられるなんて、なんて不憫な鳥というか何というか・・・・・笑っちゃ駄目ですよね。