そろそろ浦和レッズのファンになるかなあ(2007.12.18)

2007-12-18 20:21:58 | Weblog

昨日今日と、浦和(今は、さいたま市)でセミナーがあって、わが町から通いました。久しぶりの通勤感覚が新鮮でした。セミナーは、2日間みっちり、私の今後の生き方に直接関わるものなのです。黙って聞いてきました。

夕暮れの浦和駅前ロータリーで、イルミネーションに気がつきました。
<ああ、ここは、レッズの浦和だ>と思ったのです。この頃テレビで熱狂的な応援をみせられていたので、<ここが浦和か>と、ある種の感動だったのです。

私は、30年も埼玉県に住んでいますが、埼玉県の一番大きな市、県庁所在地である浦和市に行ったことがないのです。これはウソです。3回ぐらいは行きました。でも、考えてみれば、これも不思議なことです。

私は、岡山県の郡部で育ちましたが、都会・中央に行くのは、県庁所在地である岡山市でした。小学校の日帰り旅行も、見学する新聞社や放送局のある、あるいは岡山城のある岡山市だったのです。

浦和に何の用事もないのです。パスポートの申請は大宮だった(今は春日部でOKです)。埼玉県は東京から放射状に広がる三本の、鉄道あるいは道路沿いに活動圏が限定されるといっていいでしょう。東京で勤務する県民(埼玉都民)には、特にそうなのです。
このことには、首都圏の一員である埼玉県の課題が含まれているのかも知れません。県下が一体となる感覚はないでしょう。国体の埼玉県選手を地元の代表とは、そんなに思わないでしょう。

私の住む、埼玉県の東の端(旧庄和町、現春日部市)は、千葉県の県境近くです。この地に住み始めた頃、役場の職員が“このあたりには県の施設が何にもないのです”と言ったことを今でもよく覚えています。県庁所在地の浦和からみれば、僻地なのです。

人生をリセットして、東京に縁が薄くなると、急に埼玉県民であることを意識することが多くなってきました。埼玉県****という行事に参加することが多くなったのです。それに、通勤定期券がなくなって、東京・新宿あたりに飲みに行くのも、いったん大宮に出て行くようになりました。

さて、サッカーJリーグは、柏レイソルズを応援してきました。といっても、車で30分の柏市の“柏の葉スタジアム”に応援にいくほどのことはありません。千葉県の県庁所在地の距離から、県民がこぞって、レイソルズを応援する環境にはありません。柏市も、千葉市からみれば千葉県の僻地なのです。

近ごろ、私に、隣の越谷市に住む知人も増えました。彼らは熱狂的なレッズ・ファンです。“埼玉スタジアム”が越谷市から近く、毎試合でかけることも容易なのです。さらに、私が読んでいる朝日新聞は、レッズも記事が大きく、定期的なレッズ広報の折込広告があって、応援バスの情報も手近なのです。

来シーズンから、浦和レッズのファンに変わろうかと、思っているのです。

 【おまけ】

*ついでに、私の長兄が三菱重工につとめていた関係から、Jリーグになる前には、三菱・ダイアモンズの応援にいったことがあります。三菱のマークが、スリー・ダイアモンドと呼ばれていた頃の話です。
だから、わたしゃ、昔から浦和レッズの縁者だった、と新年から言うことにしよう。


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