春日部に住んでいる人が監督したCG映画“はやぶさ”を観ました(2011.7.27)

2011-07-27 23:05:23 | Weblog

 *映画はやぶさのポスター

 今朝(7月27日)の朝日新聞のコラムに、“近ごろテレビに映っているものの中で信用できるのは、スポーツくらいのものだ、まったく”とありました。
 まったくそうだと感じます。

 と、なでしこジャパンで涙ボロボロになったと書くには、もう時期はずれです。もっともっと時期はずれの話にします。小惑星探査衛星“はやぶさ”の地球帰還も、感動ものでした。

 ブログに書いたこともあります。

 http://blog.goo.ne.jp/geibunkyou/d/20110522

 

 先週あたりだったか、<春日部在住の映画監督さんが、映画“はやぶさ”が完成したので、春日部市長を表敬訪問した>という記事が、ローカルのフリーペーパーに載っていました。

 小惑星探査衛星はやぶさの映画が、3本だったか5本だったか、映画各社の競作になっていると聞いていました。

 

 今日(27日)東京に出かけました。用事は午後です。午前中は、何にもなかったので映画に行きました。

 有楽町(角川シネマ)、朝10時30分、毎日一回だけの上映のようです。

 映画は、全編CG・コンピュータ・グラフィックスで作られていました。人間は誰もでてきません。はやぶさ帰還の感動は、はやぶさを支えた人間の技術力、いや心、思いにあります。それが全く見えません。小、中学校の理科室で見る授業映画です。監督は、春日部市長を表敬訪問した上坂浩光さんでした。コンピュータ・グラフィックスの映像はとても美しい。こんなのがコンピュターの画像処理でできる人はすごいとは思うのです。

 映画は1時間ほどで終了。“10分ほどのおまけ”がありました。オーストラリアのウーメラ砂漠に落下、いや地球に帰還を実際に目撃し撮影した監督さん自身の“実映像”がよかった。その時の、シナリオでないセリフが本当によかったのです。涙ボロボロ気分でした。

 終演後の映画館ロビーには、もう次のドラマ化映画“はやぶさ”のポスターやチラシがありました。10月1日公開です。

*これは、人間が出演する映画“はやぶさ”のチラシ。

 

 映画館の隣りは、久しぶりの東京国際フォーラムです。

*懐かしの東京国際フォーラムです。

 そこの売店に、JAXA、はやぶさコーナーがありました。書籍、模型、はやぶさグッズがいっぱい並んでいました。

*手前がカプセルの実物大モデル。バックの写真は、砂漠の中での回収風景、どうも映画のロケ・シーンのようです。

 そこに、小惑星(いとかわ)から持ち帰った石というより“ちり”を運んで、唯一回収されたカプセル“中華鍋”むろん実物大モデルがありました。持ち上げてみました。獨協大学の展示では触ることも許されなかった“中華鍋”モデルですが、ここでは持ちあげてみることができました。
 両手で持ち上げることはできましたが、思いがけない重さを感じました。この重さがないと大気圏突入で持ちこたえらなかったでしょう。
 

*右に“はやぶさ”、左に地球帰還時にカプセルついていたパラシュート。


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