昨日もらった野草は雪餅草(ユキモチソウ)、美しい名の花でした(2008.4.19)

2008-04-18 19:15:21 | Weblog

*昨日いただいたお花です。

雪餅草(ユキモチソウ)、なんといい名前でしょう。誰いうとなく雪餅草という名になったのでしょう。

ネットで調べてみました。
この雪餅草(ユキモチソウ)の学名はsikokianaです。サトイモ科テンナンショウ(天南星/中国名)属です。四国から採集された標本をもとに発表されたため、sikokiana(シコキアナ)という学名がついたそうです。
四国を主として、本州中部(奈良、三重、静岡)に分布するとのことです。

*どこが、花なんでしょう。

この花の特徴は、花序(かじょ)が、大きな葉のようなものに包まれていて、これを仏炎苞(ぶつえんほう)と呼んでいます。中の花序を仏像、苞を仏像の炎に包まれた光背(こうはい)に見立てたわけです。
雪餅草(ユキモチソウ)は、仏炎苞に包まれた花序の上部が白く膨らんで餅のようになるため、雪餅草の名があるのです。

<園芸用に採取され、各地で自生地が少なくなっています。京都府では、すでに絶滅したとされています。高知県では比較的まだよく見られ、野草店などでも販売されています。>とネットに書いてありました。昨日持ってきて下さった知人は、高知県出身の方です。

*野生の雪餅草(ネットにあった写真)

ネットで読んでいると、野草が好きな方が、ほんとに多いなと思います。野山を歩いて、写真に撮り、ウェブやブログで発表されている方が、ほんとに多いのです。むろん、採集され、自宅の庭などで生育されている方も多いでしょう。

私も、自称ナチュラリストです。自然愛好家なのです。野山、野草の中、森の中をのんびり歩くことは大好きです。でも、まだまだ野草のひとつひとつに眼を向けることは少なかったでしょう。
私も、のんびり<盆栽いじり>をしたいと思う“とし”になったのでしょうか。

   【おまけ】

*それより、食べられる野草がいい。山菜採りをやってみたい、覚えたい。そういえば、去年の今頃“木の下”という名の山菜をもらいました。とっても美味しかったのです。ブログに書いています。<ここです>

*ところで、この雪餅草は、<栄養が良く、大きく育つと雌花になり、そうでないと雄花になる>そうです。もらった花が、雌花か雄花かは、わかりません。知人さんの庭の雪餅草は、片方(性)だけなので、株は増えないらしい。


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