豪華な加賀料理でなくカップ麺<どん兵衛>金沢版、金沢旅日記⑤(2008.6.17)

2008-06-17 18:59:10 | Weblog

*左;関西風(金沢)、右;関東風。

旅行会社の金沢パックのパンフレットには、実に美しい加賀料理が載っています。
京のみやびがそのままの金沢百万石で、今では、京都より京都らしい文化、ごちそう文化に育っているのです。

と、まあ書き出しますが、カップ麺<どん兵衛>のお話です。
先日、カップ麺<どん兵衛>には、関東バージョンと関西バージョンがあるらしいと、このブログに書きました。<ここです>

金沢で、しっかりカップ麺<どん兵衛>を1個だけ買って帰りました。金沢は、関西バージョン(Wマーク)、つまり、<鰹だし>でした。

先日(14日)、息子もいる夕食時に、ふたつのカップ麺に熱湯を注ぎ5分間まって、6個のお椀を並べ、3人分それぞれ2種類のカップ麺の食べ比べをやってみました。
もう完全に汁の味が違います。

関西バージョン(W)鰹だしは、色味ともに薄くさっぱり、単純な味。
関東バージョン(E)鰹と昆布だしは、色が濃い、味は、濃く複雑な味です。砂糖の甘味さえ感じます。玉子焼が甘い関東らしい。味の表現は難しいですが醤油ラーメンの汁の味でしょうか。

家人はだんぜん関西、私は強いていえば関西。息子は、別に!と、バカバカしいといった様子です。

金沢の旅行中に加賀料理を食べました。夜の料亭で、宿代より高いお料理を食べたわけではありません。お昼です。加賀料理弁当でもなく、プチ御膳だったか、ミニだったか、加賀料理もどきを食べました。

ガイドッブク情報から、金沢城石川門側からの兼六園入口あたりの、<御料理たなか>にしようと思っていたのです。それがないのです、少し歩き回ってもないのです。
そこで、あまり流行ってなそうなみやげ物屋のおばちゃんに聞きました。

<ちょっと前に、店を閉められたんですよ>と。そして、いいおばあさんだったからに始まって、金沢の料理人は皆そこから育ったのです、さびしいですよ、と、長いお話を聞かされました。まあ聞きながら、おばちゃんのほんとの気持ちを感じていて、決していやじゃあなかったのですが。

*何度か行きつ戻りつしました。<御料理たなか>は、5月21日に開店した<さくら茶屋>になっていました。

それならと、<御料理たなか>の店を買って、そこにこの春に開店した<さくら茶屋>にしました。モダンな和風カフェの雰囲気の店でした。
家人は美味しい、いい味とご満悦のようでした。わたしゃ治部煮が入っているだけだなと思ったのです。

いつもの私の国内の旅の食事のならわし。メインは、朝食付きのホテルを選んでの朝のバイキングです。今回は2泊。1日目は洋食バイキング、2日目は和食バイキングです。朝しっかり食べ、日中はコーヒーで過ごすのです。
このホテルの和食は、“金茶寮”が入っています。夜にはちょっといけません。
私らは近江市場で、ちょっと高めの海鮮丼を食べるのが上々だったのです。

  【おまけ】

*2種のカップ麺に熱湯をそそいで出来上がった汁の色を表現しようとデジカメで撮ったのですが、明るさ(照明)が均等でなく失敗しました。

*ついでに、ホテルの宿泊客には、チャイニーズ(中国?台湾?)が目立ちました。


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