この町は、“人形劇くれよん”の季節。いよいよ3月11日地元公演(2007.3.4)

2007-03-04 18:18:14 | Weblog

今日の日曜日、あったかいなあ、を越えたあたたかさです。町の掲示板には、春のイベントがあふれています。町の中学校吹奏楽部のコンサート、私らスウィング・ベアーズも出るジャズ・ライブ、そして、この町の“人形劇くれよん”の公演の色鮮やかなポスターが、春を知らせています。

“人形劇くれよん”は、この町(旧庄和町・現春日部市)で25年(かな?22年が正しい)のキャリアをもつ人形劇グループです。むろん“おかあさん人形劇”なわけですが、22年という長さは、作品の質、人形の完成度、人形の動き、舞台づくり、ライブ演奏の音楽などなど、もう完全に“おかあさん人形劇”を超えているように感じます。
ただ、どうしても超えられないのが、“おかあさんの持つ子どもたちへのやさしさ”でしょうか。それが時にあまさとなります。それが、ほのぼのとした愛情あふれる人形劇公演になるのです。

毎年夏から、秋にかけて、新作を作り、秋から冬にかけて、近隣の市町の、小学校、幼稚園、児童館、子ども会などなどの依頼に応えながらまわります。多い年には20回以上の公演をするといいます。

そして、シーズン最後、その作品の最後を、地元、この町の公民館<正風館>で公演してきたのです。
今年は、来週の日曜日<3月11日>、開場10時40分、開演11時。場所は正風館3階講義室です。
*正風館は、東武野田線・南桜井駅下車、徒歩5分

*ともだちだけどおいしそう

今年の作品は、昨年あたりに絵本や映画で大評判だった“あらしのよるに”(原作;きむらゆういち)です。嵐をさけて真っ暗の小屋の中で、知り合う“おおかみ”と“子やぎ”。友だちだけどおいしそうとつぶやく狼のお話です。“人形劇くれよん”は、奇想天外にアレンジし、人形を動かします。

町の子どもたちが、つめかけるのです。今年も劇が終わって、子どもたちは、たちさらずに、会場で、おおかみや子やぎと交流するのです。
そうして、22年なのです。

このブログで、この作品を2度紹介しています。<ここ①><ここ②>です。

 【おまけ】

* ”人形劇くれよん”をひっぱる代表、宮脇佳子さん(048-746-6413)から、昨夜(深夜1時30分)にメールが届きました。“本番公演が近く、やることがいっぱいあるのに、ひなまつりに間に合うように、前夜(2日)は、小さな“吊るし雛”つくりに夢中になっていました”と。

* わかりますよ、宮脇さん。その昔、期末試験の最中に、<少年雑誌の発売日>が重なったみたいなもんですね。
すべての人形は、こんな風に“くれよん”の皆さんで作っていくのでしょう。


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