春日部小渕の観音院で仁王さんに睨まれて山門の修復を考えます(2014.1.2)

2014-01-02 23:50:12 | Weblog

*正月2日、わが家も静けさをとり戻し、一日遅れの元朝参り。小渕の観音院に参りました。12月の円空仏にも来てもらったウィークエンド・ブランチの縁で、次の住職さんを知り、初参りを決めていたのです。
国道4号線を北へ、16号線との交差点を超えるとすぐです。左方向に見えてきます。

*観音院の山門(仁王門)です。春日部市最古の建物です。クルマも10台ぐらいは、停められるでしょう。

*東北大震災の揺れで、損傷がひどく、山門を通りぬけることはできません。春日部市の大事な文化財です。修復に、市民であるワタシも応援したいと、住職さんと話しながら思っていました。

*観音院は、地域の観音霊場です。正賢寺というお寺ですが、それは、明治になってからのこと。本来は、神仏混淆の修験寺院だったようです。

 【おまけ】
*ここは、松尾芭蕉が<奥の細道>第一夜を過ごしたとの伝説のある所でもあります。芭蕉の句碑があります。<毛のいへば 唇さむし 秋の風>とかろうじて読み取れます。もの言えば、唇寒し、秋の風・・・・・・。数ある芭蕉の句の中から、句碑にこの句を選んだのは、なぜだろうと思いながら、帰途につきました。