ご近所で世界の鼓動を感じることのできる“地球のステージ”埼玉県松伏町公演(2012.1.25)

2012-01-25 18:55:43 | Weblog

*パレスチナの女の子たちと海にいきます。

 昨日(124日)、隣町・松伏町での“地球のステージ”公演に行きました。

 松伏町公演に出かけたのは3度目。最初は、20073月だから5年も前のことです。

 いつもどおりの“地球のステージ”でした。

 右端に、ギターをかかえる桑山紀彦さん、真正面のスクリーンに、世界中で起こっている非情、悲惨、と感動が映し出され、桑山さんがギターで歌いあげます。

 世界中で起きる紛争・戦争そして自然の猛威に襲われる市民・子どもたちをみます。ワタシが住む町で、新聞・テレビのニュースを見る時、はるか別世界のことのよう感じるのですが、そこに医者として出かける人、目の前にいる桑山さんをとおしてみる時、現実の世界としてせまってきます。

 隣町・松伏町での“地球のステージ”は、日々ぼんやり過ごしているワタシには、世界・地球との接点を感じ思い出させる機会なのです。ワタシの住む町・春日部での、そのような機会を知りません。

 

 そうして最近、桑山さんの活動が、紛争や自然災害の外電ニュースと同時に朝日新聞やNHK番組で報道されるのです。イスラエルに空爆されたガザに入った桑山さんに日本の記者が聞きます<ガザの状況はどうですか>と。“地球のステージ”は、いつも今も続く戦争・紛争の悲惨さを思い起こさせるのです。

 しかしです。桑山さんが、紛争・災害地に<出かけるのでなく>、日本で悲惨が襲います。桑山さんの病院・東北国際病院は、宮城県名取市にあります。昨2011311日午後2時過ぎの東日本大地震の後、午後4時過ぎに襲ってきた大津波に襲われます。

 不謹慎でしょうが、誤解を恐れずに言えば、桑山さんの持って生まれた<天から役割>のようにさえ感じてしまいます。

 

 これは地球上のはるか果てのことでなく、すぐ身の回りにもおきることなのだと噛みしめます。

 ただ、スクリーンに映し出される被災地の風景は、もう何度もNHKテレビ画面で見てきたことです。もう慣れっ子になってしまっているワタシに気づき、桑山さんの詩を聞きながらボー然とするのです。

 

【おまけ】

 *パレスチナの女の子(Thanni)が書いた<今ほしいもの>。彼女の書いたピンクの文字は読めません。Freedom(自由)、Cooperation(助け合い)、Love(愛)、Safety(安全)、Cleanliness(清潔)。

*これは、2009年1月のイスラエルの空爆のおり、桑山医師の求めに応じて、みんなが書いたものです。そのときのガザ入りを報じる日本の新聞のことを、1月17日にブログに書いています。http://blog.goo.ne.jp/geibunkyou/d/20090117

 

*ワタシが初めて、松伏町で地球のステージを見たのは、2007年3月29日。みゅーこさんに誘われたのです。翌3月30日にブログに書いています。 

http://blog.goo.ne.jp/geibunkyou/d/20070330

 

*地球のステージのホームページは、↓です。

http://e-stageone.org/