春はビッグバンドジャズの季節、ロン・カーター、せんえつながら私らも(2011.3.1)

2011-03-01 23:56:26 | Weblog

*ロン・カーター・グレート・ビッグ・バンド(ron carter's great big band)

 今日から3月です。春になって、私ら、スウィング・ベアーズも久しぶりに登場します。3月20日に越谷のサンシティホール、4月16日は、たぶんジャズデイかすかべ、です。

 暇な日々をネット相手に過ごしていると、タワーレコードとかアマゾンから新着おすすめCD情報が届きます。この間、ロン・カーターがビッグバンドを結成したという情報が着信しました。
 なんにも考えず、即発注してしまいました。昔、レコード屋で、CD屋でもいいですが、“えさ箱”の中をあさりながら、どうしようか、買おうか、やめとこうか、お金ないなあ、懐を思って逡巡していたのと、まるで違います。パソコンのキーを一発叩くだけで、もうとり返しはつきません。
 おまけに、安いUS盤があるのに、歌詞とかライナーノーツを期待する習慣から高い日本盤です。ビッグバンド・ジャズに歌詞は関係なかった・・・とほほ・・。

 今、聞かないレコードやCDが500枚ほどあるでしょうか。ジャズは、ほとんどありません。が、いっときベースのロン・カーターのCDをよく買っていました。ロン・カーター・プレイ・バッハとか、ですね。たいした理由はありません。正確には違うのですが、ニューヨークに出張して、夜中にグリニッチ・ヴィレッジのスウィート・ベーゼルで、ロン・カーターを聞き、“ツーショット”を撮ってもらったから、にしておきましょう。
 1964年(たぶん)に、マイルス・デビスが日本に来た時から、ベースのロン・カーターのファンでしたというのが、普通の言い方でしょうが、そのころの私は青かったから、街頭で反戦歌だったでしょう。都会の暗い片隅のモダンジャズもまた、喫茶店で聞いていないわけではありませんでした。

 そうして、どっぷりと“仕事が趣味”の時代に入いります。
 23年前(平成元年です)、ご近所、埼玉県郡部の“公民館ジャズバンド”の結成に行ってみました。スウィング・ベアーズです。
 ビッグバンド・ジャズは、じめじめしない、明るい、軽快、重厚、豪快なサウンドのジャズです。

 モダンジャズというか、コンボバンド・ジャズの巨匠、ロン・カーターが、ビッグバンドを結成し録音したのです。買わないわけにはいかないでしょう。

*日本経済新聞夕刊2011年2月7日

 2月7日の日経夕刊の文化面に、ビッグバンドの話が載っていて、“ブログネタ”にスクラップしていました。
 見出しは“ベテラン奏者 ビッグバンドを相次ぎ結成”です。サックスのMALTAがビッグバンドを結成し旗揚げ公演をし、フリージャズ、ピアノの山下洋輔さんもビッグバンドを結成したという話です。
 “即興演奏(アドリブ)こそ命”の猛者が、自分を殺してアンサンブルのビッグバンドに束ねる、ということが話題で新聞記事になるのです。
 ビッグバンド、15,6人のメンバーが、ほんとうに“息”を合わせます。ひとりひとりの事情や思いがあります。なかなか難しいのです。

 でも、世の中、またまたビッグバンド・ジャズ全盛になるのかなあ、1930,40年代のように、です。

 

 【おまけ】 

*今日(1日)、角田健一ビッグバンドの6月19日コンサートのお知らせが送られてきました。

*角田健一さんビッグバンド、わが町、春日部市の正風館にきてもらったことがあります。およそ10年前と15年前の2度です。ずーっと続けられて、今や日本№1ビッグバンドでしょう。

*これ、ワタシらスウィング・ベアーズです。正風館で角田健一さんのクリニックを受けたこともあります。

*スウィング・ベアーズ、春のステージは、まず3月20日午後、越谷サンシティ・ホールです。越谷市、春日部市から、2バンドずつ、計4バンドの、ビッグバンド大会です。