印象派・ポスト印象派の美術展が花盛り、どこに行けばいいのかなあ(2010.6.4)

2010-06-04 17:45:41 | Weblog

*ゴッホの“アルルの部屋”が好きです・左下の絵はがきは、2007年のオルセー展で見て買った。右下は、現役の頃、オランダ出張で、アムステルダムのゴッホ美術館で見ました。一番好きなのは、いせひでこさんの絵本の表紙です。

春から雑誌の特集は、“一冊まるごと印象派(pen,2010-6-1)”とか、“印象派わかってる?(BRUTUS,2010-6-15)”とか。主催する新聞社も、紙面や別刷りで特集を連発。NHK-TVも番組で扱います。メディアは連動してブームを作っていきます。

*5月20日付けの日経のオルセー展特集に載っているのは全部来るのかなあ、そうでもないような気がするのですが。はっきり書いていません。

 買わないぞと思っても雑誌(pen,2010.6.1号)を買ってしまった。
 わが住む旧庄和町、春日部市は、文化とはほど遠い街ですが、2時間弱、東京まで行くと、何でもあります。“東京には世界一何でもあります”と聞いたこともあります。

 なんとなく毎年、何かしらを見にいったようにも思います。雑誌をめくりながら、いつか、どこかの美術展で見た絵なのか、いつか雑誌で見た絵なのか、混同、混乱します。

 今回、展示されている絵なのか、一般的な解説として登場させているだけなのか、よくわからなくなってきます。
 私に、絵を描く=絵ごころ、は全くなく、本物を見るのも、雑誌の美しいグラビアページを見るのも大してかわらないかも知れません。ようするに、美術展での絵の正しい見方がわからないのでしょう。

*オルセー展特集。左の“アルルの部屋”は、2007年のオルセー展に来たばかりです。また来るのかなあ。右上は、セザンヌ;“サント・ヴィクトール山”です。来るのかなあ。

 このブログで、欧州名画を美術展で見た話を4,5度書いたことがあります。ゴッホ、セザンヌ、ミレです。昔書いた記事を見てもらうことはないので、虫干し的に出します。ぜひお読み下さい。

 今年もまた、有名作品というか好きなものに絞って、ほんとにあるのか、どの美術展にあるのか、見定めて出かけようと思うのです。

 ◎ゴッホ;“アルルの部屋”が来るのなら見たい。この絵は、3枚(3種)あるようです。過去に2枚は見ました。現物が並んでいたわけではありません。だから比較の記憶はできません。どの“アルルの部屋”が来るのかが重要なのです。
 * 2007年2月9日のブログ;<ゴッホのアルルの部屋のようにシンプルに暮らしたい>
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 * 2007年2月28日のブログ;<オルセー展の“ゴッホのアルルの部屋”といせひでこさんの絵本の部屋>
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*雑誌pen紹介されていた、素描の“アルルの部屋”

* 2007年3月16日のブログ;<ゴッホも私も貧しいからジャガイモ好きです><ここクリック>

◎セザンヌ;“サント・ヴィクトール山”が来るなら見たい。セザンヌは、この山をたくさん描いているようです。毎日、同じ山を見続けている生活に憧れがあります。窓の外に山が見えるのはいいなあ、と窓の向こうのお隣の窓を見ながら思います。
 *2007年7月6日のブログ;<こんどは、サント・ヴィクトール山を見たい>
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◎モネ;睡蓮が来るならみたい、モネはいっぱい描いています。大原美術館、川村記念美術館、直島の地中美術館で見ていますが、どれもこれも、いっぱい見てみたい。
* 2009年6月11日のブログ;<池に花咲いて、今モネの睡蓮の季節>
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   【おまけ】

*さて、それで、新聞雑誌が誘います。<あなたも、絵の場所に行って見ましょう>と。フランスに出かけてみようと誘うのです。行きたいなあ、と乗せられます。そこにある風景、建物、記念館、みやげ物探し。いいなあと思うのです。ゴッホ饅頭もあるかもしれません。

*“アルルの部屋”は、パリのオルセー・ミュージアムのものは、5月26日~8月16日、国立新美術館(日本経済新聞社の主催)に来てるのかなあ。>来てますと、日経6月6日付けに。

*ファン・ゴッホ・ミュージアムのものは、10月1日~12月20日、国立新美術館の没後120年ゴッホ展に来ます。