アメリカ放浪で買った茶碗がお茶会デビュー(2007.11.5)

2007-11-05 22:12:16 | Weblog

*この茶碗が、アメリカ南部みやげです。

週末のおまつりが終わって、また静かなというか、孤独な月曜日です。
ブログ・ネタにも事欠きます。ネタがなくなったら、アメリカ放浪記に戻ります。

先日(11月3日)のお茶会で、知人は、私がアメリカ南部の旅で買ってきた茶碗を登場させたのです。
とはいっても、その日の“花形”の茶碗であったわけではありません。お茶碗のひとつにすぎません。

旅に出たら、おみやげ屋さんに、けっこうマメに顔を出します。といっても、さっと家人が喜びそうなものを眼でおうだけです。ほとんど買いません。

6月にアメリカ南部を歩いた時も、そうです。 1ヶ月ほど、ザックで歩きまわる旅で、かさばる物や重いものを買うことはできません。特に、まだ先が長い旅の途中では、絶対に買えません。でも、その町を通過する旅では、見つけた時に買っておかなければ、後で後悔することも、さいさいあります。
買うか買わないかの葛藤は、いつもあるのです。

写真のお茶碗は、ニューオールリンズの観光客が必ずよるファーマーズ・マーケットあたりの店で買いました。フリーマーケット風に並べられた店でなく、ちゃんとしたお土産屋で買いました。

*底にサインも入っていますが、むろん知らない人です。

*この店で買いました。
*この棚に置いてありました。

お土産を買ったら、どんな店でどんな風に並んでいたかは、記録の意味で写真に撮りたくなります。買ったら、少し大きい顔をして撮ります。

*ハリケーン被害住居の廃材で作った額のようです。

私にしてみれば、茶碗より、その左の、木の額の方に思い入れがあるのです。
ニューオールリンズは、前年、ハリケーン・カトリーヌによって大きな被害を受けました。バスで走っていたときにも、まだまだ復興にいたっていない家屋をたくさん見ました。
その壊れた住宅の廃材を利用して、作られた額なのです。復興に役立つだろうとの思いから買ったのです。

・ ・・・だから、といって持ち帰った私のうちで、使われる、役立つ状況には、全くありません。無駄な買い物だったかもしれません。
旅先での買い物の多くは、そんなものです。