私は、信州・松本産のギターを弾いてます(2006.11.25)

2006-11-25 21:47:17 | Weblog

今日は、私の使っているギター(写真右)の話しです。
男の子の道具・おもちゃにも、当然ブランドがあります。ブランド志向は、女性だけの話ではありません。ギターにも、ちょっと見せびらかしたくなる“ブランド”ってあるわけですが、弾いてナンボのもんです。腕の方が問われる世界です。

ギターのブランドと言えば、アコースティック・ギター(フォーク)では、マーチン、アコースティック・エレキ・ギター(ジャズ)では、ギブソン、ソリッド・エレキ・ギター(ロック)では、フェンダーです。いずれもアメリカ、Made in USA.です。

私の使っているギターは、Ibanez(アイバニーズ)のアコースティック・エレキ・ギターJP20BSです。JPというのは、Joe Pass(ジョー・パス)モデルです。ジョー・パスさんは、亡くなりましたが渋いしぶーいジャズ・ギタリストです。

決して、音色から選んだわけでは、ありません。ほれ込んだギターでもありません。たまたま買えた値段のギターだったというわけです。20年前で、165,000円でした。今、若者でも持ってる羨ましい米国製のギターは、30万円ぐらい以上です。
だから今のギターは自慢のギターでは、ありません。ギターの腕がそこそこなので、まあ、こんな程度でしょうか。
ただ、20年近く弾いていると、愛着が出てきます。手になじんできます。構造がシンプルで、内臓ギターマイクがひとつだけであることも気に入っています。 このギターは、今は売っていません。だから余計に愛着があるのです。

はじめて買ったギター(上の写真の中)は、TESCOのギター、むろん国産、つぶれてしまった会社の、セミアコースティック・エレキです。40年前で、8500円でした。4月に学校に入って、1回目の奨学金4,5,6月分がまとめて6月に出たとき、すぐに大阪・心斎橋で買ったのです。1962年で、私がまだ、反戦歌とか、プロテスト・ソングの洗礼を受ける前に、かっこいい(その頃こういう言葉は使わなかったですが)、と思って買ったギターです。ギブソンのレスポール・モデルのコピー製品です。いまだに捨てられません。