時計の針の 巻き戻し

ふだんの生活の中で、ふとやり残した感じがすること有りませんか?時計の針は、自分で巻き戻すものです。

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会員の性格と学会内外での適応

2007-11-29 15:12:09 | 思想と宗教
地区座談会で会員の発言状況を追った。一人一言ずつ話した時の表情や話しぶりからその人の学会内外での適応性を検討したものである。

座談会の席上、「一人一言」でどのような内容をどのように話すかに焦点を当てて観察した。ほとんどの会員が最近の状況について、主に学会員としての活動、特に折伏、新聞「啓蒙」、民音の券売りなどについて、主として対外的な方面について積極的な内容を話した。しかし数人の人は異なっていた。他の地区で以前地区婦人部長をしていた女性は、自らの悩みについてなかなか解決しない旨を述べた。またある婦人部白ゆり長は、新聞「啓蒙」をすべきかどうかについて深く悩みながら解決に向けて唱題している、とのことであった。

この二人が、またこの二人のみがこの地区の婦人部では精神科に通っていること、また心理テストの結果きわめて不安定で不適応であることが判明している。こういう人はだいたい、自分の悩みについて話したがる傾向がある。

もちろんそのこと自体は健全なことであり、なんら不都合はないはずであるが、学会組織においては普段から自分の内面よりも外の目標に目を向けることが尊ばれる傾向にあることは否めない。簡単に言えば外向的であることが尊ばれるのである。

また外向的な人は概して周りの空気を読むことが得意である。そのため容易に周囲の空気を判断してそれに合わせた言動・行動をしやすい。最近、空気を読むことが非常に良いことであるかのように言われているが、もともとそれは外向的な人間の特徴を述べているのに過ぎない。

以前から述べているが、学会組織においても世間一般においても、外向的な人間が適応する傾向が強い。逆にいえば、内向的な人間は学会内部においても損をする傾向があり、学会の言う「人間革命」というのをよく検討すると、外向的な行動をとらせることだから、学会自体が個人の「人間革命」というのは「無理です」と言っているようなものである。
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空気を読むということ

2007-11-14 13:13:16 | 心理学雑論
しばしば空気を読むことの大切さが説かれる。それは場の状況を判断して行動する上で確かに大切なことだと思う。空気を読まなければ独りよがりと批判されてしまうことも多い。

反面、その場の空気を読んで行動することは、自分の気持ちに忠実でないことの表れとも言える。自分の本音をぶつけるためには、「空気」がどうであるかを知りつつも、その場の空気に少々抵抗して自分の気持ちを表す必要がある。いや、そうしなければ本当に責任ある行動とは言えないとも考えられる。

山本七平氏は、日本では空気という不思議なものに責任を負いかぶせてしまう傾向があり、またその場の空気に反するものには破滅が待っているという趣旨の論を展開した。鋭い洞察だと思う。

我々は空気を読みすぎていないか、ということを常に検証する必要があろう。もちろん周囲の雰囲気に余りにも無頓着な人は、逆にその場の雰囲気や全体的な流れに敏感になるための訓練をすることは必要ではあるが。

アサーショントレーニングをしていて、空気を読みすぎてアサーションができない人が実に多いことを感じる。
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