時計の針の 巻き戻し

ふだんの生活の中で、ふとやり残した感じがすること有りませんか?時計の針は、自分で巻き戻すものです。

広告

※このエリアは、60日間投稿が無い場合に表示されます。記事を投稿すると、表示されなくなります。

過去世と来世は存在するか

2005-11-04 21:18:51 | 思想と宗教

学会幹部からの指導で、昔からどうしても受け容れられなかったものがある。過去世と来世の話である。今でも何か実生活で嫌な目にあったりすると、幹部のなかには「過去にお前が他人を苦しめて来たからだ」などと言う人もいる。

 

しかし、理論がどんなにもっともらしくても、問題は本当に過去世というものがあるかどうかであり、またどうやってそれを証明できるかである。

 

私も中等部・高等部・学生部時代は、超自然的なものに憧れた。余談だが、家庭の中で私と同様に母の愛情をあまり受けられなかった人で、同じように超自然的なものに憧れていた人がいた。信頼の対象やいわゆる基本的信頼感が得られなかったからであろうが、私も現状をうち破る強力な存在に憧れていた。その彼も私と同様に、非常な不安感を抱えながら、である。

 

そのため、中学生時代から随分と催眠の練習を行ってきた。そのせいか、催眠に関しては高校生時代には、いわゆる「記憶支配」の段階にまで相手を導入できるようになった。

 

しかしそれでも、念力やテレパシー、透視などについては疑問であった。そこで大学生時代、この種の実験をかなり行った。念力は検出出来なかったが、透視・テレパシーについては、「可能性がかなり高い」という、自分なりの結果を得た。

 

だがこういう実験をするからこそ、過去世や来世の存在についてはますます疑問が湧いてきた。私のスタイルは、「ほとんど信用していないが、とにかくあるかどうか出来るだけ厳密に確認してみよう」というものであった。その結果、どうしても過去世と来世は無理だという結論になった。

 

学会二世とはいえ、最初から過去世と来世の存在をてんで信じていない私は、正直「罰論」などもほとんど信じられなかった。組織に属している、という意味では間違いなく学会員なのだが。

 

今でも幹部の中には、軒は学会活動に不熱心だからわからないのだ、と言って馬鹿にする人もいる。大いに結構だ。「疑い深い」というのは大きな欠点でもあるが、時には自分を変な条件づけから守ってくれることもある。疑い深いが故に、友人作りが下手だが、同時にお伽噺のような教義に乗らないという面もあり、この点は良かったと思う。

 

いずれにしても、過去世・来世の存在を前提とした指導に関しては、幸か不幸か、私は今でも全く受け容れられない。

コメント (33)   トラックバック (3)   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 性格を変えたいという願い | トップ | 痛ましい少女と少年 »

33 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
TBさせていただきます。 (わめ)
2005-11-04 23:26:28
軒ちゃん、こんばんは~^^



ドラマ女王の教室のクライマックスシーンの先生のお話で、天国と地獄について語られている部分があり、軒ちゃんの『過去世と来世は存在するか』の記事に類似するコメントのように思いましたのでTBさせていただきます。
かなり共感しました (耳猫)
2005-11-05 00:25:34
こんばんは、軒ちゃん。



私はぼやっとした子どもだったので、過去世と来世の話を聞いたときは、「へえ、そおなのか」と受け入れてましたけど、成長するにつれて、だんだん疑問視するようになりましたね。



「そんな、あるかないかわからんもんで、かってに人様の幸不幸を決めつけていいものか?」と思うようになったのです。



なかでも、心身症のお子さんがいる婦人部の人が、

「あの子の病気は宿業なんです。」

と話してるのを聞いたときは、正直愕然としました。



心身症(詳しい病名は知りません)になるのは、いろんな周りの状況やらが原因なのであって、わざわざ「生まれる前のしたかどうかもわからない悪事(?)」なんか引っぱってこなくてもいいと思いました。



「宿業」という言葉が、現実のさまざまなありようから目を覆う、煙幕になってることって多いと思います。



もちろん、私には、過去世と来世があるのかないのか、さっぱりわかりません。

ですが、もし仮にあったところで、私にはどちらも、どうにもできないものですから、気にしても意味がないのだとだんだん考えるようになりました。



非活動になり退会を決意した今となっては、さらに懐疑的な考えに傾きつつあります
私も過去世の話をされるのは (ナウシカ)
2005-11-05 10:46:14
ほんとうんざりです
あっ間違えて (ナウシカ)
2005-11-05 10:49:56
エンターキー押しちゃいました



『「生きがい」の夜明け』というサイトはご存知でしょうか?

本当かどうかはわからないけど、なかなか興味深い内容でした。

もし良かったら、専門家のご意見ご感想など頂けると幸いです。



http://www.sol.dti.ne.jp/~sam/realaim/Lifeindex.html
みなさん、コメントありがとうございます。 (軒ちゃん)
2005-11-05 12:13:35
わめさんへ。



トラックバックとコメント、ありがとうございます。実は私、「女王の教室」、観たことありますが、なかなかいいと思います。もちろんドラマだから、現実そのように行くかどうかは別ですが、それにしても大切なことを言ってる気がします。

劇中の「先生」はとても現実的なことを言いますが、こういう現実性は大切だと思います。





耳猫ちゃんへ



コメント、ありがとう。



>「宿業」という言葉が、現実のさまざまなありようから目を覆う、煙幕になってることって多いと思います。



まさに私もそうだと思います。本当は現実の中で解決しなければならないのに、過去世の宿業で片づけると、本当の問題から逃げてるようなことになりかねないと思います。

心身症になるのも、本人の性格や行動、それに周囲の人間関係に問題があるはずだから、そこをよく調べて「あぁ、こういうところが問題だったんだな」ということが納得でき、出来るだけ良い方向に変えていくというのが妥当だと思います。

それにしても、耳猫ちゃん、絵文字の使い方がすごく上手いね。いつも感心してみてます。耳猫ちゃんは、適応の良い性格じゃないかな?





ナウシカさんへ



お久しぶりです。「生きがい」の夜明けというサイト、初めて見ました。感想は?というと、海外の学者はある意味すごく自由にものが言えるもんだな、ということです。羨ましいぐらいです。

内容に関しては、なぜこの人たちはこんなことを言うんだろうって印象ですね。確かに、「死後の世界」があったら人生観もすごく変わるでしょうが。無い、という証明は難しそうですが、少なくとも物理的には命は消えてしまいますから、「死後の世界はある」ということを証明してもらいたい感じです。

この福島大学の先生は人事管理論がご専門の方で、非常に多くの方面で講演をしておられベストセラーも書かれているようですが、専門でない領域だから身分を明かしてもサイトに気楽に書けるのだと思います。また私はどんなに有名な方であっても、あくまで事実に拘ることにしてます。









Unknown (sakura)
2005-11-05 12:24:47
こんにちは。



私も三世の生命観を受け入れられない学会員の一人です。



三世の生命については戸田先生の指導ということで、これはもう信じるしかない、信じられなければ仏法は始まらないんだというような趣旨の指導があったのではと記憶しています。それから戸田先生は生まれ変わりを否定していらっしゃったと記憶しています。



 私が人から聞いてきた三世の生命の捉え方というのは「来世があるのかないのかわからないが、俺はあると信じる」「来世がなければ今世では悪いことし放題じゃないか」「私がこんなに苦しいのは過去世で法華経を誹謗したからだ」など、信じる温度は人によって様々なようです。



私は過去世や来世といった生命観は「来世がなければ今世では悪いことをし放題じゃないか」というタイプの方を無害化する方便だったのではないかと思ってきました。



>心身症(詳しい病名は知りません)になるのは、い>ろんな周りの状況やらが原因なのであって、わざわ>ざ「生まれる前のしたかどうかもわからない悪事>(?)」なんか引っぱってこなくてもいいと思いまし>た。



>「宿業」という言葉が、現実のさまざまなありよう>から目を覆う、煙幕になってることって多いと思い>ます。



 耳猫さんが考えていることを、私もずっと疑問に思ってきました。病気や事故などの不幸が、すべて過去世の宿業によるものだとされてしまったら、それをもたらした病原菌や生活習慣などの本当の原因を探る動機を失い、科学の進歩も科学的な思考も阻害してしまわないかという疑問です。

 例えば欝になった学会員さんが、欝の原因が過去世の宿業だと考えて、宿業打開のためにさらに唱題と学会活動をがんばった結果、欝が悪化してしまい、本当の欝の原因である無理な活動からの心身の負担に気づかないこともあるのではないかと思います。



この過去世とか宿業論に関する学会教学も、今後見直すべき教学の一つなのかもしれませんね。





sakuraさん、こんにちは。 (軒ちゃん)
2005-11-05 13:17:21
お久しぶりです。コメント、ありがとう。



>私は過去世や来世といった生命観は「来世がなければ今世では悪いことをし放題じゃないか」というタイプの方を無害化する方便だったのではないかと思ってきました。



これは私も納得します。恐らくそうじゃないかなって思います。



>例えば欝になった学会員さんが、欝の原因が過去世の宿業だと考えて、宿業打開のためにさらに唱題と学会活動をがんばった結果、欝が悪化してしまい、本当の欝の原因である無理な活動からの心身の負担に気づかないこともあるのではないかと思います。



そうですよね。これこそ私もそう言いたいところです。



仏教の基本的立場 (Matthews)
2005-11-05 20:30:10
ゴータマ・ブッダのスタンスは、

過去世があるか、来世があるかについては、

無記・不説。

つまり、考えてはいけない、語ってもいけない、

というのが、本来の仏教の立場です。

つまり、それは、証明のしようがないものなので、

そのようなことを考えるひまがあったら、

現実のことを心配しなさいって話ですね。



「マーンルーキヤ・スッタ」という経典にあります。



前世について (人間の屑)
2005-11-05 22:49:31
えーと、一応、学会員の人間の屑です。はじめまして、私としては前世は来世はあると言えばあるし、ないと言えばないと思います。私は学会員なのに催眠に

興味があります。学会の話を聞いていると無意識に働いていると確実に思うからです。催眠も無意識に直接、働きます。えーと、催眠に前世療法といって暗示で前世を思い出して、悩み等を解決する方法がポピュラーであります。宗教と関係なく前世の記憶が現れるそうです。クライアントはその前世の記憶を感じで今、悩みが解決する方法を知るらしいです。ただ、ほとんどの催眠療法士は前世の存在を信じません。過去に、前世の記憶を催眠でよみがえって、普通なら、知るよしもない古代ギリシャ語を話した例があったそうですがよく調べれば小さいときにほんのわずかに聞いた古代ギリシャ語を聞いたことがあることが判明したからです。催眠療法士は無意識が作ったその人の悩みとか解決するための有益なイメージと捕らえていると思います。自分の知り合いもそういっていました。後。未来を見る催眠もあるそうですけどよくわかりません。結局のところ、催眠を使っても本当の前世は思い出せないですし、結局のところ前世があるかも知れないが思い出せないのであってもなくても関係ないのでは。この思想のいいたいのは今がんばってよくならないと来世でも同じ繰り返しだから今のうちにがんばって宿命転換しようといいたいのだと思います。それと、逝く人に来世があるからあなたが消えるわけではないといいたいのだと思います。ただ、前に催眠のホームページで見たのですが同性愛で悩んでいる男性が催眠を掛けられることで前世の記憶を偶然、取り戻した話を見たのですがいきなり、食事中に私は先祖だ蔵

に書き物があるとしゃべったそうです。その蔵とは空けられたことがない蔵とかで確かにその中から、書き物が出てきて、おまけにそれが古すぎで専門の人しか

読めなかったらしいです。内容は先祖が同性愛で恋人を殺した話だったと思います。あなたがどう思うかは

あなたの勝手ですが。私はそれよりもガンケンオゴとか法戦が疑問です。一応、そのページをペーストしておきます。http://nobee.com/
おはようございます。 (軒ちゃん)
2005-11-06 05:36:10
Matthewsさんへ



>ゴータマ・ブッダのスタンスは、

過去世があるか、来世があるかについては、

無記・不説。

>証明のしようがないものなので、

そのようなことを考えるひまがあったら、

現実のことを心配しなさいって話ですね。



そうでしたか。仏教のことに大変、お詳しいようですね。私は教典のことは知りませんでしたが、大変重要なお話だと思います。日本の国の仏教界では、学会以外にも過去世や来世のことをいう教派があるようですし、民間にもそう言う考えがありますが、それらは日本人が作った考えなのでしょうか?





人間の屑さんへ



また、随分と謙ったHNですね(笑)。ページに書かれているのはご自分の活動でしょうか。見ますと、すごく行動的で、ある意味やり手の方だと感じます。催眠も本当にお好きなようですね。



>結局のところ、催眠を使っても本当の前世は思い出せないですし、結局のところ前世があるかも知れないが思い出せないのであってもなくても関係ないのでは。



これはそうでしょうね。



>この思想のいいたいのは今がんばってよくならないと来世でも同じ繰り返しだから今のうちにがんばって宿命転換しようといいたいのだと思います。



そうのように捉えておられるのですね。来世の存在を前提にすれば、そういう考えも成り立つでしょうね。



>私はそれよりもガンケンオゴとか法戦が疑問です。



ん?ここの部分はよくわかりませんが?もう少しご説明いただけますか?



コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

思想と宗教」カテゴリの最新記事

関連するみんなの記事

3 トラックバック

TVドラマ 女王の教室 (EnjoyLife)
 先日このドラマ、『女王の教室』を観た方から、とってもよかったからと薦められ、一気に観てしまいました。  いいドラマでした。^^  機会がありましたら、是非皆さんにも観ていただきたいドラマです。っていつものフレーズだなw笑  1~2話目までは、担任が鬼女性教
輪廻説は仏教ではない (EnjoyLife)
軒ちゃんのブログの『過去世と来世は存在するか』記事にコメントさせていただいた中で、Libra師匠の雑記の『輪廻説は仏教ではない』についてをリンクさせていただきましたが、その内容についてのコメントを以前掲示板で書いた内容をまずはコピペしてみます。 『 脳が壊れて
ブッダの実践心理学 アビダンマ講義シリーズ (第1巻 物質の分析) (ヴィパッサナー通信 Vipassana news (blog版))
11月16日現在、オンライン書店bk1で24H以内出荷となっています! ブッダの