「境界に生きた心子」

境界性パーソナリティ障害の彼女と過ごした千変万化の日々を綴った、ノンフィクションのラブストーリー[星和書店・刊]

若貴の優勝決定戦は ガチンコ? 

2012年01月19日 19時21分56秒 | Weblog
 
 以前ブログに、

 16年前の 若貴の優勝決定戦は八百長だったのか、 という記事を書きました。

http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/35613848.html

 先日、 そのことについて

 元若乃花の花田勝と、 元女将さんの藤田紀子が TVで告白していました。

 花田勝いわく、  「あれはガチンコです」

 しかし、 「16年経って初めて 正直に言いますけど、

 当たった瞬間に、 相手は体に力が入ってないなと 分かりました」

 と言っていました。

 ふたりとも 体に力が入っていませんでしたが、 プロなので闘わなければならず、

 「あれが精一杯の 仕事だったと思ってます」 と。

 若乃花も双子山部屋も 八百長は大嫌いなので、 ずっとそれで闘ってきたと言います。

 「双子山親方からは、 土俵では相手を殺すつもりでいけ と言われてました。

 でも、 いざ 目の前に弟がいたら、 殺せますか? 

 私はできないです」

 貴乃花は 勝負に対して貪欲なので、

 兄に勝たせてあげよう という気持ちはないと 女将さんは話します。

 場所後、 あの一番について 二人で話したことは、 一切ないそうです。

 その後、 若貴の不仲が取り沙汰されますが、

 その原因は あの一番にもあったようです。

 そして女将さんは、 貴乃花は若乃花に対してよりも、

 親方に対して 不信感を抱いてしまったのが 始まりのような気がすると、

 言葉を選びながら語りました。

 親方は勝負師だったが、  「親心」 が出てしまった、

 けれども それを許さないのが、 貴乃花だったと。

 優勝決定戦の前夜、 女将さんは 二人の部屋を それぞれ訪れて、

 明日は存分に闘うように と伝えました。

 ところが、 親方も二人の部屋を 訪ねていたようです。

 「親方は、 何かをやれ という言葉ではないけれど、

 心情的に、  『分かるかな……』 というような

 言い方をしたんではないのかな……、 と想像するんです」

 それを貴乃花が 敏感に感じてしまったのではないかと。

 真実は今となっては、 貴乃花のみぞ知るところです。

〔 朝日テレビより 〕
 


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